テレビに映画、ゲーム機などで注目されている「3D」。新たな視覚体験は、私たちの目にどんな影響を及ぼすのか。
“パソコンに比べ、3倍目が疲れる”説の真偽は?
▲パソコンが普及し始めた頃も、目の疲れをうったえる人は多数いた。
「3DC安全ガイドライン」の作成も手がける3Dコンソーシアムの千葉滋さんによれば、「3Dに限らず、テレビやワープロ、パソコンが普及し始めた当時も、目の疲れをうったえる声が多く聞かれた」とのこと。
初めての視覚体験に目が慣れるまでは、疲れや違和感を感じるのは当然と言える。そのため、“人によって”は「3倍疲れる」と感じることもあるだろうが、後記あるような視聴のポイントに気を付ければ、目の健康には問題ないそう。
3Dが立体に見える仕組みとは

▲左目でB、右目でAを見るように映像を作ると、視点が手前のCで交差する。逆に左目でA、右目でBを見ると、視点はDの地点に。
そもそも、3Dはなぜ立体的に見えるのだろう。その仕組みがこちら。
人は物を見るとき、両目でピントを合わせる。3Dでは、左目・右目それぞれに少し視点のずれた映像を振り分けて見せることでピントが前方向にずれ、映像が浮き上がって見えるのだ。奥行きのある立体映像は、ピントを合わせる部分が後ろになるように映像を設定している。
これまでの平面の映像に比べ、その場にいるような臨場感を味わえるのが、3Dの魅力。ただし、個人差はあるが目の疲れや気分が悪くなることも。今度で詳しくご紹介する。