アパートに戻ったサリー
頭は興奮していて
とても寝れる状態ではない
寛太さんは大丈夫だろうか?
検査で何か大変な結果になるのではないか?
元気でも、数日後に体に異変が起こるのではないか?
考え始めると、心配が止まらない。
確かに、寛太さんは痩せ型で体重は軽い方だと思う。
でも、後ろからブレーキもかけずに
車に突っ込まれたら。。
バイクの寛太さんには
どれだけの衝撃だったろう?
あの交差点はかなり大きい
その真ん中まで飛ばされて
頭から地面に打ち付けられたら。。
首の骨は?脊椎は?
気分が悪い。。
とにかく今は寛太さんの無事を祈ろう
翌日
レストランに出勤すると
皆は寛太さんの事故の件で
持ちきりだった。
シェフ①さん
『サリーちゃん! ビックリだよ!
寛太さん、昨夜事故にあったらしいよ。朝方まで検査してたけど
オーナーが迎えに行って、そのまま
オーナーの家に泊まってるみたい。
本当は入院しなさいって言われたけど
どうしても帰りたいって寛太さんが言って、連れて帰ったんだって』
オーナー
『もう、入院はイヤだって聞かなくてね。まあ元気だったし。でも、今朝は
体中が痛いって大変だったよ!』
美鈴さん
『 もう大変よ〜おじいちゃんみたいに腰が曲がらなくてパンツも履けないのよ! しばらくは看病する人が必要ね』
シェフ②さん
『アケミさんに電話で言って来てもらった方が良いんじゃない?』
美鈴さん
『そうよね〜靴下もパンツも履かせてあげないとね、あれはしばらく大変だわ〜でも今日でも明日でも自分のアパートに帰るって聞かないのよ!』
心が
締め付けられるように
苦しい。
2日後
寛太さんは自分のアパートに戻った。
サリーにすぐ電話してきた。
寛太さん
『サリーちゃん、今夜来てくれないかな?腰が痛くて床の物も拾えなくて
困ってるんだ! だからって、何時までも美鈴さんにお世話になる訳にいかないしね。流石にパンツまで履かせてもらえないよ! 』
アケミさん。。。アケミさんに連絡しましたか?
『電話してるんだけど、連絡付かないんだよね。お母さんに伝言したから連絡くれると思うんだけどね。
シークレットラバーでしょう?俺達?笑 誰にも頼めないんだよ。
サリーちゃんだから頼めるんだ』
何で悲しいの?私は
あんなに心配していた寛太さんの頼みだよ。きっとすごく困ってる。
でも。。
サリーはいつから寛太さんのシークレットラバーになったの?
サリーにとって、寛太さんは何?
何で悲しくなるの?
『ね? サリーちゃん! 来てね!
待ってる! 』
はい、じゃあチョットだけ
手伝います。
『ありがとう! 待ってるよ! 』
気持ちが悪い
電話を切って
サリーはトイレに駆け込んだ。
続く