自分のアパートに戻った
寛太さんの身の回りのお世話の為

サリーは仕事終わりに寛太さん宅へ
2~3日に1回、通っていました。

簡単な食事を作ったり、掃除をしたり
洗濯して畳んだり。

事故の時に、後ろから追突され飛ばされて、頭から地面に打ち付けられ
た寛太さんは、ヘルメットを着けいた事や体重が軽かった事などの理由で
幸運にも命は助かりましたが
椎間板ヘルニアで苦しんでいました。

腰を曲げられないので

床の物は取れないし

長い時間座っていると
腰に負担が掛かって痛くなったり

曇った日などは気分も
悪くなると言ってました。

寛太さん

『サリーちゃん、今夜泊まっていかない?お願い!』

そう言って抱きしめてくる。

突き放すサリー

ダメです

『俺、寂しいよ、お願い』

後ろから抱きしめてくる。


揺れ動く自分の気持ち




そんな時、電話📞が鳴った

電話に出る寛太さん

『いつ来てくれるの?俺寂しいよ。
体は動かないし、靴下も履けない!

。。。。

違うよ〜
そうじゃないよ〜会いたいの!


早く会いたいよ!

早く来てよ!

。。。。』



日本のアケミさんからの電話みたい


寂しい
会いたい
愛してる

電話で
アケミさんに懇願してる寛太さん


あの〜 私ここに居るんですけどね。


何で?
悲しくなるの?私?

アケミさん、
お願いだから、1日も早く
寛太さんのもとへ来てあげて下さい。

貫太さんは、アケミさんじゃないと
ダメなんです。

サリーじゃダメなんです。

寛太さんに必要なのは
サリーじゃなくて

アケミさんなんです。

でもこの悲しい気持ちは何で?

これ以上
二人の会話を聞くのが辛い





アパートの前に咲いた
花が綺麗だよ! 早くおいでよ!

そんな
寛太さんとアケミさんの
会話を聞きながら


静かにドアを閉めて帰る
サリーでした。


続く