ココアがお空へ昇ってから、もうすぐ3年になります。


ココア2

 
ゆきと一緒に
たくさんお散歩したよね

ココアとゆきが全然違う方向行くもんだから、
お母さんは片っぽ抱えて
もうひとりを追いかけたものでした。


ココアとゆき


ほら、ゆきはちょっとむくれてる
仲がいいくせに、仲がいいからこそ
激しかったバトル

ゆきはココアが大好きだったよね。もちろん、ココアも。
あの頃のゆきは飼い主そっちのけで
お兄ちゃんべったりだった。

ゆきが、身体の大きな、寝ているココアを
宝物を集める基地まで、
首根っこくわえて運ぼうとしたのは有名な話。
ココアも両手をだらーんとさせて、されるがままだったね。


ここあとゆき2


ココアがいなくなってからの、ゆきの幸せって何

お母さんはゆきのこと、
どれだけわかってあげられてるのかな


母のために、新しい仔を迎えようかという話になったときに
ゆきが天寿を全うするまでは、新しい仔は迎えないって考えたんだ。
ゆきが穏やかに残りの命を、大好きな場所で過ごすことができるように
ストレスができるだけかからない状態で、過ごさせてやりたい‥って。

そう、思っていたのに
フェレフェスにゆきを連れていってやりたいって、
もう、その気持ちでいっぱいになっちゃった。


ゆき・おもちゃと

 

レースには参加させないつもりでいたけど、
田舎では、ほかの仔と触れ合う機会もあんまりないし、
もしかちょっとでも楽しむことができたら‥って。

皆さんからコメントいただいて、すごくうれしかったです。
私の気持ちもわかります、とも・・。

ゆきにとって
私とゆっくり過ごす時間が一番幸せなのだ

言ってくださった、みなさん。
本当にありがとうございます。


ココア3

 
きっとココアもお空の上で
ゆきと私の生活を、そっと見守ってくれている。

このまんまでいいんだ。
このまんまがいいんだ。

ゆきは、唯一無二の存在だから。

エル、ココア、もも、
お空の上からお母さんとゆきのこと、見守っていてね。

もう少し、もう少し、
お母さんのこどものままでいてね、ゆき


緑とゆき