いつもお読み下さり、どうもありがとうございます。
 
湘南辻堂のアロマ&ハーブスクールアヤアルケミックスタジオ校長、

パフュームセラピストの瓜田綾子(ウリタアヤコ)です。
  

本日は先週に引き続きのAEAJ認定アロマセラピスト模擬試験です。
 

本日は、アロマセラピスト独自カリキュラム受験のスタッフ1名
    アロマセラピスト受験のスタッフが3名


履修証明書発行対応で、アロマトリートメントケアリスト資格を取得しているスタッフと現在勉強中のスタッフのみの試験です。
 

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以前、インストラクター取得したスタッフからあまりここで良い成績だと気が緩むとのお話。
 

確かに真顔
 


あと1週間ありますからリカバリーには十分。
 
以前よりもテキスト自体が簡単になっているため、問題の方がかなり難しくなってしまっています。
 
アロマセラピストの公式テキストの誤植?と思われる部分を再確認。

公式テキストができて楽になりましたが、本当にこれだけでも大丈夫なのか不安な点が多いです。
 
例えば、心臓の刺激伝導系もなければ神経伝達物質の内容がない。
 
香り刺激で、神経伝達物質やホルモンの状況は変わるんですから重要だと思うんですけど…

 

極め付けはこの記述

コラムの内容は試験範囲ではないんですが…


 
こういう意識でホスピタリティを考えているのでしたら、違和感を感じます。

【ホスピタリティの実践の例】
①アロマセラピストの場合
アロマセラピストはサロンにきていただいたお客様には笑顔で挨拶をします。これは当たり前のことですが、その時の相手の雰囲気や自分の状態によっては、笑顔がふさわしくない場合や
無理に笑顔を作ることができないこともあります。
相手と自分の気持ちをどちらも大切にしてホスピタリティを考えます。

…とあります。
 
実践の例と言っても実践していないのもまずは疑問はてなマークはてなマークはてなマーク
 

その時の相手の雰囲気というのは理解できます。

クライアントさんによって臨機応変に状態を理解して行動するという捉え方ならです。

ところが、自分の状態って何なんでしょう?

そのあとの相手と自分の気持ちをどちらも大切にしてって…???

サービス業は、笑顔で接するのが最低限のサービスであり、ホスピタリティのレベルのお話ではありません。
ボランティアなら百歩譲って良いとします。
もともと対等な関係ですから。
  
私がクライアントならこういう意識のセラピストに担当してほしくはないですね。

自分の状態によって笑顔が作ることができない…

 

それを正当化するようなセラピストは

休め!」「辞めろ!」ですねメラメラメラメラ爆弾ドンッ
 

そういう状況の人は、自分自身のケアを優先すべきで、他人のケアをするべきではないです。

何よりもクライアントさんに失礼極まりない。
 

誰しも毎日、心身ともにベストの状態でいることはないです。
 
それをいつも万全の状態にする努力、もしくは万全であるかのようにみせる努力をするのもセラピストの大切な要素であって、いちいちセラピストの状態で態度が変わっては、クライアントさんはたまりません。
 

とは言っても、セラピストは自己犠牲をするのが当然と言っているのではないです。
 
自分がその時にできるベストを尽くせばよいのです。

セラピストも人間だから…的な考えなのかもしれませんが、このテキストの意図していることが私には理解できません。

 
このテキストにはホスピタリティに公平を考えて…とありますが、公平性が必要なのはサービスの方です。

相手が誰であってもいただいた金銭に見合う価値、サービスを提供しなければならないからです。
 
対し、ホスピタリティーには公平性は必要ないです。
なぜなら、相手の欲することがそれぞれ違うからです。
 
サービスとホスピタリティーの違いはわかりにくいと思いますので、私が経験し、ちょっと感動した近所のコンビニでの出来事をお伝えしたいと思います。
 
ある時、母の墓参りに行くのにコンビニでお線香を購入しました。
 
そしたら、レジを打って下さった男性の店員さんが

「火種をお持ちですか?火を付けるものありますか?」

「もしお持ちじゃなかったら新聞や広告がありますからさしあげましょうか?」
 
と。
 
叫び叫び叫び
 
感動しちゃいましたラブラブ
  


これは明らかにサービスではないですよね。
 
サービスは、この場合、私が欲しいというお線香のお値段を提示して、その金額をもらい、代わりとなるお線香(商品)を私に袋に入れて(入れなくても)渡す。
 
ここまでです。

 

 
そこに笑顔で接するとか、お釣りを渡す際に手を添える等々も含まれますが、それはホスピタリティーではなく、サービス+αの行為内です。
 
ホスピタリティーは相手の立場を思いやって何が必要かを想像し、先回りして提供する。
そしてその行為には、押し付けがましさがないということです。
 

つまり、
 
頼まれたことをやるのが
サービス”

頼まれてもいないけれど、お客さんがしてほしいと思うことをやるのがホスピタリティ”ということです。
 

ちなみにホスピタリティ(hospitality)は、日本語では“おもてなし”、“思いやり”、を表しますが、病院(hospital ホスピタル)、ホテル (hotel)、看護 (hospice)も同様の語源を持っています。
 

その語源は、hospics(客人等の保護)というラテン語で、巡礼や、戦地への遠征等で遠方から来た人が、食べ物や寝る場所に困ったり、けがや病気をした時に、現地の人が手を差し伸べたり、教会が傷ついた人のケアや看病をしたことによるそうです。



世の中見渡してみると「ホスピタリティ」とか、オリンピックの影響もあり「おもてなし」という言葉をよく耳にしますが、「おもてなし(ホスピタリティ)」と「サービス」の明確な違いがわからずに使われている場合が多いように思います。


最後までお読み下さり、どうもありがとうございました。

 

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