メンデレーエフ(1834〜1907)はロシアのシベリア生まれで、1869年周期表を発見した化学者です。
周期表はメンデレーエフが見た夢を目覚めてすぐ書き写したというのは有名な話です。
中等学校の教師を勤めながら化学の研究を続け31歳でサンクトペテル大学の教授に就任。
元素の性質が周期的に変化する周期律に基づいて元素をどう分類整理したらいいか、元素名を書いたカードを並び替えている時、ふとうたた寝をした時に、夢で見たと伝えられています。
当時63種類の元素を周期表にまとめまだ発見されていない元素は空欄にされたままでした。
その後新しい元素が発見される度に空欄は少しづつ埋められてきています。
原子番号113の元素は2016年日本人のグループが発見しニホニウム(nihonium)と命名されています。
メンデレーエフの周期表の空欄がまた一つ埋められました。