「仙台まほろばの道」様に遅れること一ヶ月半、
ようやくシルクロード展に行ってまいりました!!
多賀城市の歴史資料館。
「大シルクロード展」という字が見えますね。
シルクロードは基本的に自分の分野から離れているのですが、学生時代から興味があり岩波文庫でこちらを買っていました。
ヘディンのシルクロード探検調査の記録。
わからないなりに面白かった思い出があります。
さて中に入ると。
五万人達成、と。
一生に一度見ることができるかどうかという展示物、見逃すわけにはいかない。
これは「史君墓石堂」というのだそうです。
ソグド人(今のウズベキスタンあたりの人々)のお墓の複製品。
中央アジアは、大航海時代の幕を開ける前は、中国とアラブ諸国を結ぶ交通の要衝だったんですね。
しかし現代と違い世界地図などない時代、どうやって地平線のかなたを目指したんだろう……
社会の時間に習いました。和同開珎。
日本の奈良はシルクロードの東の端、なんていう説もあるくらいに。
「車馬儀仗隊」
後漢時代のものらしい。軍隊の様子をあらわしたものでしょうか。
シルクロード展の広告にも使われた菩薩坐像です。
日本のお仏様とは少し顔が違いますねぇ。
馬頭観音坐像。不動明王様のような憤怒の表情。
思わず膝をついて拝んでしまいました。
ほんの一部しか出しませんが、とにかく展示物が素晴らしい。
本当に見る価値ありです。
そして思わず買った図録。
かなりの重量でしたが、これは買って損はない。というか得しかない。
改めて見直しているところです。