ユーチューブでお勧めで出てきたのがこの山岳遭難の動画。

 

 

 

 

ここのコメント欄に見られるように、歯科大が薬師岳登頂に向かっているところ、愛知大学は無意味な対抗意識を見せてアルパインやってしまったのでしょうか。

 

この動画を見て、アムンセンを強烈に意識して無理な極点行進を強行したスコットのことを思い出しました。

スコットは冷静なアムンセンと違いやや直情型。

本来なら極点旅行に連れていくはずのない隊員までサプライズで参加させ、それが最終的な致命傷となって帰り道で遭難してしまいました。

 

気持ちはわかるのです。

「あいつに負けたくない」という気持ちが重荷になって空回りしてしまい、本来ならできるはずのことまで出来ず、焦りがさらにミスを呼ぶという悪循環。

自分も何度となく経験してきました。

 

ここで思い出したのは植村直己と日本大学の北極点到達の記事。

 

 

 
 
圧倒的な装備で順調に北極点に到達した日大に対し、孤独な旅で悪戦苦闘し、数日遅れで北極点に到達した植村氏。
 
しかし植村直己、さすがです。

日大に遅れたことで悔しい思いは噛み締めながらも自分のやるべきことに集中し無事にやってのけた。

 

山岳遭難は、本格的に山登りなどしない自分には無関係な話題なのですが、やはり現実の生活にもいろいろと考えさせてくれることが多いですね。

 

 

なお山岳遭難に関する番組は多数ありますが、いくつもある「ゆっくり解説」はお勧めできません。

饅頭二人によるくだらない掛け合いで時間ばかり無駄に過ぎていきますので。