火を消して
点けては消しての
せめぎ合い
三重県阿児町立神宇気比神社での神事。
ヒッポロ祭りは地区の男衆が勢ぞろいしてとり行われる。
火をめぐって厄男達と若い衆のやりとりがクライマックスだが、どちらも酒と過ぎるほどの気合のせいか声は枯れはてフラフラの状態で続けられる神事となった。
それを囃し立て、時には歓声をあげながらの私達は見物。
燃え盛る炎で火照る顔。
深夜の寒さで震える身体。
見物する側もなかなかしんどいお祭りは室町時代から脈々と続いていると聞いて正直驚いた。
裃、紋付羽織袴を着用しての神事。
お正月にはよく似合う。