風邪の行方 | きくち教児のブログ

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「風」の邪気が風門から体内に入り、風邪のひき始めになるというのは、いつぞやお伝えしたとおり。

東洋医学的に、というと仰々しいが風門にしっかりお灸をして、ひき始めに身心ともに休めると風の邪気にやられることはない。
つまり、風の邪気を門前で、追い返すということになる。これは、good job!

ところが仕事やお付き合いなどで、残念ながら邪気が門を通過してしまうと「風池」というツボに溜まってしまう、あたかも池に水が溜まるように……。
くしゃみが咳に移行しつつある時、頭痛も出だす頃といってもいいだろう。
そうなったら、もうお休みください。

とはいうものの、ゾクッとする風門のシグナルを無視して早朝の仕事をやり、ゴルフに行って、ついでにコンペだからと司会を自ら買って出て、夜の食事に行って、カラオケまでつきあい、半分寝ながらタクシーに乗り、運転手さんに起こされつつなんとか自宅帰り着くようなことをする輩がいる。

普通、十人中、九人の人は、風邪が体の奥深くに侵入し、寝込むことになる。

へへ、私はしぶとい一人だからそんなことはない。
ゴルフで体を動かすことは普段の運動不足を補うため、食事はもちろん生きるため、コンペで司会するのは、番組でしゃべり足りないから、飲みに行くのは先輩諸氏のお話を伺うため、カラオケに行くのは発声練習と、すべてが役に立っている。
ということで、ひきかけることはあっても風邪をひくことはない。
ひょっとして、アホは……の類かしらん?

「合谷」についてはまたあらためて!