【開拓史237 大曲神社】 | 桜東行のブログ

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開拓史に特化したブログです。
幕末は高杉晋作さんが好きで、こちらは小説系にしたいと思案中。

札幌近郊の開拓史史跡及び歴史について書いてます。
宜しくお願いします(*´∀`)

開拓史史跡

大曲神社

住所 北広島市大曲柏葉1丁目2-2


【御祭神】

八幡大神(応神天皇)

比売大神

息長帯姫命(神功皇后)


私のナビ(GoogleMAP)だと裏側に案内されてしまいました😢
国道側に業務用スーパーがあり、そちらの駐車場に隣接しております。
ナビで分からなくなったら業務用スーパーを目指して下さい。

こちらの神社には由緒の他、灯籠や鳥居についての説明書があります(下記参照)
では由緒を石碑から引用します

大曲神社由緒

大曲神社 鎮座地 大曲柏葉1丁目2-2

御祭神
八幡大神(応神天皇)
比売大神
息長帯姫命(神功皇后)

御神徳
福徳愛敬 交通安全 安産 教育

明治9年 大曲の地に初めて開拓の鍬がおろされ 幾多の苦難が続くなかに在って 明治17年中山留蔵 富谷平吉の両氏が発起人となり 有志と共に大曲川沿(現 みどりの郷)付近の清浄な地を選び 開拓の成功と五穀豊穣 家内安全 無病息災を願って小社を建立し月寒神社からの御神霊を移住民の守護神として安置した。

春4月15日は豊穣祈願を 秋9月15日に収穫の喜びを感謝する祭祀を執行した。此れが大曲神社である。
以来幾度かの移転や建替を経て 風雪に耐えながら現在に至るも 近くは昭和36年 明治天皇御野立所跡碑の裏地に改築され 更に昭和42年中学校体育館建設のためこの現在の地に移転した。その後 昭和50年代に至って老朽化が進む一方急速な人口増に伴い 地域住民から新築を望む声もあって協議を重ねるも 当現在地は町有地を無償で借用して◯た関係上計画の新展を見ないまま歳月を費やした。

昭和58年 小宮谷ふみ様より 山林約1000平米の寄付があり 昭和62年総代氏子の要望により 寄付者の了承のもと町有の現在地と等価交換を行い建立地とした。
昭和63年 神社本庁の承認を得るとともに北海道知事の認証を受け 宗教法人 大曲神社となる。

平成5年御造営奉賛会が設立され 平成6年には地元の企業並びに地域内外多数の御賛同と 多大なる浄財の寄進を拝領 平成7年 鉄筋コンクリート造り 地下一階53平米上一階57平米 延面積約110平米 神明造りの社殿及び付近工事を竣工した。

同年9月 御祭神の御増祀のため 大分県宇佐神宮に詣で分霊を拝受し9月14日鎮座祭を厳かなや執り行なう。

鎮座百拾余年を記念すると共に 社殿造営と境内整備を奉賀し 由緒碑を建立した。

平成8年6月吉日 大曲神社奉賛会

【参道】
細長い神社で社殿に行くまでに鳥居、灯籠や狛犬についてきちんと説明書があります🤟
これは本当にありがたいです。




【狛犬】


【社殿】
平成7年竣工とありますのですごく綺麗な社殿でした。
上記の由緒を見れば全てが分かり、境内至るところに事細かく説明書を立てて説明している神社は初めてでした。
大曲神社奉賛会の方々、素晴らしいお仕事です🥰

ここに来るまでちょっと手こずりましたが、由緒を引用しながら境内至るとこに説明書があり、その所以を説明している神社であった事を思い出し、とても感動ながらブログを作りました。


大曲という地名は札幌本道という現・国道36号線と関係しており、野津幌川の深い谷を渡るために大きく湾曲した難所の道があったことから大曲と名付けられました。


この辺りは広島村開拓史にたどり着いたらしっかり調べたいと思います。

この神社の由緒をみたらきちんと後世に伝えていきたいと思いますよね🥰

お近くにお立ち寄りの際は参拝されてはいかがでしょうか🙆