【開拓史236 西の里神社】 | 桜東行のブログ

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開拓史に特化したブログです。
幕末は高杉晋作さんが好きで、こちらは小説系にしたいと思案中。

札幌近郊の開拓史史跡及び歴史について書いてます。
宜しくお願いします(*´∀`)

開拓史史跡

西の里神社

住所 北広島市西の里374-4


【御祭神】

天照大神

大己貴神


【正面】
どうも右下がりのアングルになっちゃいますねー💦

【開基百年記念碑】

風雪百年という題字にあるように開拓から百年を記念して建立されたものです。
碑文がありますのでそちらから引用します

碑文
果てしなく広がる原始林と草むらにはただ北風が吹き渡るだけのまことに寂しいところ。
これが、一世紀前のここの西の里の姿であつた。そこに、身も心もたくましい男が入地して、開拓の最初の鍬を下ろしたのが、我が郷土の歴史の始まりだつたのである。
歳月は流れ、それから百年の間、あらゆる困難辛苦に堪え努力した先人のお陰で、その姿はすっかり変わってしまった。
開基百年の記念すべき年を迎えた今日こそ、我われ一同祖先の志を受け継ぎ、互いに励まし合い助けあって努力を続け、郷土・西の里永遠の発展を期そうではないか。
風雪百年を顧みて、いまここに記念碑を建立する。

平成元年10月28日
西の里開基百年記念事業 実行委員会

碑文が刻まれてる石碑の裏には漢詩がありました。

【狛犬】



【社殿】

明治26年徳島県より西の里へ入植した近下徳一が代表で明治31年出雲大社に参拝し分霊を受け、地域の守護神として155番地の小高い所に5坪の社殿を建てた。
明治29年10月1日道庁より貸付地払下げ通知があり、その日を例祭日と定める。その後、数多の変遷があり現在地へ造営する。


※北海道神社庁より引用


碑文ではどこから移住された方々の功績か分からなかったのですが、北海道神社庁様の由緒を見て徳島の方々と分かりました。


この地で祀られたのは後になってからですが、かなり新しい社殿に狛犬で綺麗でした。

隣には自動車学校があり、つい数ヶ月前に通っていたのが遠い日に思えました。


お近くにお立ち寄りの際には参拝されてはいかがでしょうか🥰