夏の夕暮れは、

 

薄い闇のヴェールが一枚ずつ重なっていくように

 

ゆっくりと夜へと向かう。

 

東京の中心地なのに、人がまばらな駅前広場

 

通常と違う今年の風景は

 

それもまた非日常の趣のうちとなる。

 

そんな駅前から車で東京ステーションの

 

地下の駐車場に滑り込んでいく。

 

 

 

 

 

 

 

正直、慣れないホテル滞在で

 

ボーイに迎えられるのは気恥ずかしい感じがする。

 

しかし地下駐車場からのエントランスはひと気がなく、

 

落ちついてホテルに足を踏み入れることができる。

 

一歩入れば、そこにはもう夢の空間の始まり。

 

ゴールドに輝くようなエレベーターホールを進みながら

 

否応なく気分は高まってゆく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フロント階に上がると

 

そこにはもうホテルの賑わい。

 

そんな中でも、間髪入れず

 

ホテルスタッフがフロントのほうを案内してくれた。

 

常に目を配っていてくれるので

 

ウロウロしなくてすむのはありがたい。

 

 

 

 

 

 

 

チェックイン後、

 

部屋まで案内してくれたのは

 

くりっとした目が印象的な

 

の若い女性スタッフ。

 

親しみの持てる笑顔で

 

お部屋の説明だけでなく、

 

初宿泊の私たちにホテルのいろいろなことを

 

教えてくれた。

 

このホテルは最初からスタッフの心配りが

 

心地よい。

 

 

 

 

(つづく)

 

 

(8月30日泊)