窓から差し込む光が届きますように | 彩色兼美ーさいしょくけんびー

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今日は佐伯ようこさんの


作品を見に
渋谷まで足を伸ばしました。

ようこさんの作品のテーマ「窓」

身につける方の元に
窓から差し込む光が
届きますように

との「祈り」が
込められています。

この閉塞感の続く日々の中で
心が折れそうな人もいると思うのだけど
そんな方々へ、との思いが伝わってきて
ジンとしてしまいました。

その後、軽くランチをご一緒したのだけど
「彩子さんとお会いできるなら
話したいことがあって・・」

という切り出しで
話してくださった数々の言葉に
私は本当に感激してしまいました。

(その中には
もしかしたら
あの都会の街の真ん中で
幼い頃のようこさんと
亡き母がすれ違っていたかもしれない
という縁の話も出てきたり)

帰りの電車の中で
ちょっと泣きそうになったくらい。

久しぶりの渋谷の雑踏は
日本の憔悴ぶりを
勝手に感じてしまって。
人は大勢歩いていて
一見賑わって見えるのだけど

あぁ、きっと
何かのきっかけで
今の私たち日本人は
簡単に折れてしまいそうだなぁ・・
という気配を体感して。

そんな中で
私や仲間たちの活動に
「祈り」を感じること。

それは
ようこさん自身も同じ思いで、と。

その表現の仕方は
それぞれ皆
違うけれども。。

と、真っ直ぐに伝えてくれる
その目は
今、私がここにいること
の意味を
くっきり感じさせていただいたようで・・・
なんとも胸がいっぱいになったのでした。

やはりね
人は「誰かと共に」
をしないと
成熟していかない。
そういうものなんだと思います。

そして彼女は
15歳から続けている
オルガンを弾く奉仕活動へと
向かわれました。

続けることの力。
今回の賞を得られた
彫金も15年続けておられるそうです。

考えてみたら
2人っきりで
話をすることって
あんまりなかったなぁ。

大勢でワイワイの時には
決して出てこない話
私はそれがやっぱり
好きです。

人とのご縁は
本当に不思議で
いつも、それが人生だと
言ってもいいくらいだと
思います。

今日、お会いしに行って
本当によかった。
やっぱりね
リアルに会うからこそ
出来る話
そこから得ることが
あるのですよね。

分断されがちな今
そこは
意識的に紡いでいきたいと
本当に思います。