とあるスープラ/JZA80のエンジンにトラブルが発生したため、あれこれ点検しましたが、よくわからず、結局エンジンを開けることになりました
実際開けてみると・・・なななんとピストンリングが1本折れてる???
相当数のエンジンの中を見てきてますが、初めての症状です。
勿論エンジンはメーカーラインオフしたままの純正状態ですが。。。
特にノッキングやロープレイグニッション等の異常燃焼の後も見られませんでした。
こんなことあるんですね。
シリンダーヘッドにも若干歪があり、カムの摺動も重かったので新品にすることに、他ピストンは鍛造にしコンロッドも海外製の物に変更。
バルブもインコネル製に変更し若干のハイカムにてオーバーホールさせていただきました。
排気量はあえて変更せず。
ポートは軽く整えた感じですね。
それでも完成したエンジンは格段にしたからトルク感もあり、パワーも630PSまでアップしました。
排気量変えずにブースト1.5、サージタンクのノーマル、タービンTO-4Zでこの出力なら優秀ではないでしょうか。
冬に測定したらもっと出るんでしょうけどね・・・w