現在大学の頃の振り返り等していて思い出したんですが

理系の大学らしく、物理や化学のカリキュラムが豊富で

 

特に必修として物理化学等の基礎実験という実験科目があった

時間も90分の2コマ連続だから180分取られじっくり学び、学んだことを2人1組のペア制でレポート提出が必要だった。

 

このレポートが採点され、合格しないと単位が貰えず、必修なので留年確定なのだ

例えば

俺のパートナーは向心力と聞いて「向上心?そんなものあるか」と言った

俺はこの時早々と留年を覚悟したのだ

 

他にも「浮力」の実験や次の週には電気回路の「抵抗」「ダイオード」や「光の屈折率」やら実験と計算と統計なども組み合わせたものが多かった

中でも異色だったのが「騒音」

 

皆さんは防音室は知ってると思いますが、無響室はどうでしょうか

中に入って明らかな違いがわかるんですが、防音室は音が遮断されてます

 

ところが無響室は音が遮断されてるし、なにより音が響かない

入った瞬間に「違和感」を感じます

当時この無響室を持っている機関は少なく、ご自慢の装置だったとか

しかし、この無響室内での実験は15分以内に終わらせるよう念を押され

終わらない場合、一旦健康チェックの為外に出ることになっていた

 

実験内容は火災報知器のベルをこの中で鳴らすのだが、ジリリリリリリリーーンとけたたましくは鳴らず、キンキンキンと鉄が鉄を叩いてるのかなって音がするだけだ

反響というものが一切消されてしまう

 

で、報知器から離れながら騒音計で測定する

気持ち悪くなって終了と

何故気持ち悪い感じがするのかというと、鼓膜はアンテナで絶えずノイズを拾っている。ところが無響室ではノイズがない為、鼓膜が若干外に膨張するらしい

これが、違和感や気持ち悪さに繋がっているんだとか


無響室は精神に異常をきたすと言われ、長く滞在しない様言われるのはこのせいか…も?

 

最近「半無響室」なんてのもあるらしいのでお試しあれ。どこまでの性能かはわかりませんが

あとYOUTUBEなんかにも動画が上がってたりするんですが、あれはマイクで音拾っちゃってるから、意味がないんですよね

マイクの中のダイヤフラムって振動盤で音振動させてるので

 

今日のカフェ

今回は御徒町付近のウッドワークさん

家具とかも売ってるとこなんだけど

多分台東区で一番くらいに美味しい。許されるなら長居したい

このチーズケーキも人目がなければ、美味いと叫びたい

 

最近アイスカフェラテ一辺倒で今日くらいはと思ったが

…今日暑いね

暑い時こそ熱いものを飲めって誰か言わなかった?…結局暑いんですけど

物理で教えて下さい