本日更新、二回目にて、失礼致します。
先ほど、夕飯作りが始まったため、書けなかったことを
備忘録として、書いておきます。
気になる精神症候群や症状について読んでいて、
改めて思ったのですが。。。
精神医学の本って、薬物療法が必要ないような障害や症候群について、
平気で薬物療法を薦めて書いてあるのですよね。。。
古い本だからかもしれませんが。
具体的には、子どもによくある、トゥレット症(チックなどです)についてですが、
平気で抗精神薬(ハロペリドールとか)を、処方に適しているものとして、記載してあるのですよね。。。
幼児から児童期のうち、あるいは思春期や青年期でも
必要なければ、薬物療法は避けて、もし望まれたのであれば、心理師&心理士による心理療法、それは難しいことも多いでしょうから、環境調整(家庭や学校などへの)や、両親や教師などへのコンサルテーションだけで、対処できたり、症状緩和したり、出現しないようもっていくことはできると思います。
私が院に居た際も、「子どもの鬱への薬物療法の是非」「子どもの鬱なんて本当にあるのか? 製薬会社が設けようとしているだけではないのか?」と、色々な論文が出ていました。
私は当時、子どもの「抑うつ」はあると考えていました。
ただ、それに抗うつ剤を処方することについては、否定的な考え方でした。
精神症状について、身体疾患と同様に、「薬物療法さえすればいい、薬さえ飲めばいい」と考える人がいるのは、どうしても知識が行き渡っていないと、出てきてしまうことなのかな?って思います
必要なければ、環境調整・生活調整&改善、周囲の関わり方の改善への心理教育とコンサルテーション、だけでいいと思うのですよね。。。
子どもの精神症状については特に、いきなり薬を処方するのは違うと思うのですよね。
しかし薬物療法・精神療法・生活改善・安心できる居場所確保、この4つは、少なくとも、どの世代にも共通の、精神症状を改善したり、和らげたり、少しずつなくしていったりするための、大事なアプローチだと思います。
やはり、何の精神障害や症状にしても、薬だけで治ると思っている人がいたり、
しっかりと自身の精神的な病気を受止められなくて「自分の個性」と言っている人がいたり、
周囲も優しすぎて「個性だよ」って言ったりしてる場合も、私は実生活の中で知っているし、自分もそう言われたこともあるので、
そういう人に対しては、どうやってじょじょに病識を持ってもらうのかっていう問題は、大きいなと思います。
たとえば社会的なスティグマ(根強い偏見ですね)が強い、統合失調症や双極症については、最初は「個性」って思いたい時期はあると思うのです。
ただ、「鬱に関して」、しかも何度も罹っているのに、まだ、個性って言っていた人を、リアルで知っているので、ものは考えようとは思うは思うのですが、
何なのかな?とは思っています。。。
私がショートケアなり、blog上で知り合った人は、皆さん、きちんと病識ありましたけどね。。。
若い人もいたし、私より年配の方もおられました。
家族が、精神疾患に対しての偏見が強すぎると、どうしてもそうやって自分を、いくらかはごまかさないと生きていけないのかな?とは思いました。
私は実家族が、ものすごく精神疾患について偏見がありましたが、
院で学んでますし、そもそも、院で学ぶ最終的なきっかけとなったこととして、
ライター時代に、過食症予備軍、予備群レベルではない本当に過食症の方、
そしてその際に、統合失調症の女性にもインタビューさせてもらっています。
その後、女性雑誌でも、メンタルヘルスに関しての記事を取材して書かせてもらっているので、基本的には偏見はなかったのです。
統合失調症については、陽性症状が出ている時に暴れるタイプの人については、ハッキリ言って怖いと思っていましたし、未だにそれは変わらないです。
あ、友達、知り合いのその病気の人に関しては、現場に居合わせたとして、心配の方が勝りますよ、もちろんね。
結局は、そういうことですよね。
院時代には、恐ろしい、ビデオを見たり、院の指導者が、恐ろしいことばかり言ってきたため、もありましたね。。。
長文お付き合い頂き、ありがとうございました。
ではまた明日