ルキアス・アセンションクラブでは、セッションを受けて頂くと、その間に見えたことをリーディングとしてお伝えしております。
最初は失敗した人生を見せられることが多いです。
それが今の人生に大きく 影響しています。
ルキアスのセッションを受ける事で書き換えが起こります。
その変化もリーディングとして、お伝えしております。
その一例をご紹介します。
(Kさん)
「肉体とライトボディに悪影響を与えている、今、この方が受け入れられる今世や過去世や未来世や多次元や天界の記憶を癒し、感情を解放し、全てのインナーチャイルドを癒し自分と統合する」
小規模な漁港のある小さな町で暮らす少年のKさん。
明るく好奇心旺盛で働き者の少年。
少年なのでどこかに勤めているのではなく、知り合いに頼まれれば掃除をしたり、荷物運びなどを手伝う。
よく働くのでお小遣いを貰えたりする。
漁港といっても、小さな船で沖合に出て、数時間もすれば帰ってくる漁なので、本格的な航海の技術は知らない人々。
そういう町で、一人の船大工が自分の腕試しのために、いつもよりかなり大きな船を造り出した。
少年は、それをずっと眺めていた。
毎日飽きずに見に来るので、船大工が木材の削りくずなどの掃除を頼むこともあった。
2,3年して船が出来上がる。
船大工は、今度はその船で遠くへ行けるか試したくなり、有志を募って航海へ出ることにした。
少年がよく働くのを知っていたので、一緒に行くか?と誘った。
もともと好奇心が強いため興味が沸く。
町の漁船はいつも何事もなく帰ってくるので、危険が伴うとは考えが及ばず、船に乗ることにした。
大きな船で海をゆくのは気持ちがよく、何処に行けるのかとワクワクした。
自分のできる仕事(掃除や手伝い)は精一杯する。
大人達に重宝されながら、可愛がられながら、楽しく過ごしていた。
けれど大人達は皆、航海に関しては素人だった。
漁師にしても普段はさほど遠くへは行かず、熟知した漁場でしか漁をしない。
天候はある程度読めるけれど、海図などは持ってさえいなかった。
そんな状態での航海なので、すぐに船は海上で迷子の様になってしまった。
見渡す限り何もない海原に、ポツンと自分たちの船だけがある状態に、大人達もパニックになる。
子どものKさんには何もできない。
自分は何も悪くないのに、どうしようもない窮地に追い込まれている。
大人達が不完全な存在であることをはじめて思い知る。
そして不運にも、それをリカバリーできそうにない。
準備と知識の大切さを究極の状態で痛感するという経験。
しっかりしているように見える大人(人間)も、案外、当てにならない不完全な存在だと知る経験。
少年のKさんは、それらを解決する術なく終わっているので、怖れと不安と信用ならない思いを、人生に対し持ち続けている様子。
エネルギーを受けての変化
大海原で遭難し、漂流していたところを他の大きな船に救助された。
言葉の分からない、見たことのない人たちだったけれど、彼らの船に乗せてくれ、そのまま彼らの国へ連れて行ってくれた。
少年は持ち前の好奇心と働き者の質が幸いし、助けてくれた船の船長さんの元で暮らすことになった。
言葉を覚えることからスタートしなければならなくて大変ではあったけれど、準備と知識の大切さを痛感した後なので、頑張れた。
船長さんからは海へ出るために必要なことを教えてもらっている。
船長さんも不完全な大人かもしれないが、それはもう気にならなくなっている。
人生、いろいろ起こることが通常で、信用ならないわけではないと思えている。
準備と知識の大切さを思い出したので、これからあらゆることに身が入るのでは。
今までは、完全な状態(組織)の中や、整えられた中に自分が入っていくことを理想としていた(普通と思っていた)ところがあったのかも。
そうじゃない状態だと、途端に信用ならないと判定して、やる気が削がれがちな感じ。
自分も周りも不完全な存在である事を受け入れられるようになって、その上で自分の最善の行動を選択できると、全てにおいて充実した時間になっていくと思います。
担当:潮音