11/1に此花区民一休ホールで開催を予定しておりました
大衆プロレス松山座2020年特別公演
「松山流女子祭典~巻之九~」は
新型コロナウイルスの影響による感染者数増加傾向の現状を鑑み
大事を取って開催を断念致します。
わかりやすく言うと「中止」デス。
ようやくプロレスも再開され始めた今日この頃、
それでも連日報道される感染者数最多更新のニュース。
首都圏の増加傾向に加え全国的に見ても
初の感染者が確認された地域も出てきております。
有り難い事に会場側からの理解や協力も得られ、
今年最後の公演は何とか開催できるように動いておりました。
然し乍ら現状を見た時に万が一と言う事をどうしても考えてしまいます。
まだ3ヶ月ぐらい時間を残したこの段階では
時期尚早ではないかとの見方もあるかも知れません。
先行きの不透明なこの情勢下、期待と不安は交差します。
考えた末、早い段階での決定が吉と拙者は判断しました。
これで今年の希望は全て潰えてしまった事になります。
楽しみにして頂いたお客様に対し、只々、申し訳ございません。
どうかお許しください。
同時に公演を中止する度に残念な思いをしながらも、
次へ望みを繋ぎ共に祈りを捧げて下さったお客様や関係者の皆様、
携わって頂いた全ての皆様に心から感謝しております。
会場となる筈でした此花区民一休ホールに出向きこの意思決定を伝えてきました。
使用キャンセルに伴う手続きはひとまず終了。
 
そして今後の事。
現在の情勢が先の行動予定とも紐付く為、
現段階では来年の公演日程はまだ何も組んではおりません。
よって大衆プロレス松山座はもうしばらく休演期間を頂きたいと思っております。
しかし此れは
絶対にまた皆様と楽しく時に激しくそしてどこか妖しい幻想舞台を共有したい、
そのための我慢の期間と受け止めご理解を頂けましたら幸いでございます。
 
勿論その時が一日でも早く現実と成るよう、
闇の中から光る眼で移り変わる季節と情勢を睨み続けますよ。
今年幕が開く事なく葬られてしまった
「吹けよ風、轟けよ松山」と「我が松山を越えてゆけ」。
公演が再開した暁には、可能な限り同じ座組で
其々の水公演供養祭としての本公演を開催します。
今回の女子祭典に関しましては次回開催の際にこのタイトルが
スライドされますので少し事情は違うのデスが、
便宜上のわかりやすさ重視で「中止」と当てはめました。
九年間、恒例行事としてやってきましたこの公演も遂に連続開催がストップ。
しかし出演依頼を受けて下さった選手自身や団体窓口の皆様も
真摯に向き合って下さり、この御恩は必ず次回へ繋げます。
 
以前から申しておりますが「松山勘十郎は何があっても松山勘十郎デス」。
それは変わらず今後も活動していきます。
八月公演の合言葉にしておりました「まだ、戦える」。
これからは「いつでも戦える」もそれに加えます。
皆様と再び楽しく笑い会える日を願って。
どんな時も応援、繋がりを保ち続けて下さる皆様には感謝しかございません。
そして日々の中で皆様の「安心」が少しでも大きく、根強いものとなりますように。
拙者は祈っております。
最後までお読み頂きありがとうございました。
 
 
大衆プロレス松山座
座長
松山勘十郎