第三幕。

めぃりぃ VS アイガー(LLPW-X)

めぃりぃさん、いつものように元気よく入場してはみたものの、

曲が流れたその瞬間からアイガーの世界は始まっているのデス。

既に緊張は隠しきれない。

バックステージの闇の中を這い回り、松山座へ久しぶりの出没。

アイガー・・・

とりあえずチェーンだけでも手放させようと、いろいろ頑張ってみる。

岩田レフェリーも職務として協力。

意思の疎通なんてもんは最初っから無理なのだ。

何をやっても動かない、何を言っても動じない。

その様は「動かざることアイガーのごとし」と言葉の例えになり得る程。

そうかと思えば突如動き出し襲いかかってくるのがアイガーの恐ろしいところ。。

めぃりぃも逃げ惑いながらも必死に打開しようとするけども・・・

ペースは終始アイガー。

客席を物色する余裕まで見せる。

苦し紛れに萌え萌えジャンケンを決行するも待っていたのは

鉄の爪・アイアンクロー。

そこからさらなる恐怖がめぃりぃを襲う。

それだけでは飽き足らずアイガーは場外に出て邪視の如く徘徊。

子供好きが故、客席に躍り込み恐怖を直接お届け。

めぃりぃはめぃりぃでその間手持ち無沙汰。

しかし休息も束の間。

再びリングに戻ったアイガー。

一時的に反撃に転じるもなかなかペースを掴みきれない。

そして驚愕の事実が突きつけられた。

アイガーには脈がなかったのだ!!

人外であるからして、それも無理からぬ話だ。

最後はサソリ固めを腕にかける「呪縛」でギブアップ。

めぃりぃにとって恐怖の時間にようやく終止符が打たれた。

退場時も客席を徘徊し贄となる子供を物色していたアイガー。

めぃりぃは結奈に連れられ這々の体で逃げ帰る。

 

度重なる松山みゆきとの戦いででついた免疫でも

対応しきれなかったアイガー。

めぃりぃさんにとっては新しい恐怖体験の1ページとなってしまった。

とにかく無事に済んで良かったと、心から安堵してます。

ところでこの日、お子様連れでご来場だったお客様。

お子様にその後異常はありませんか?

アイガーに気に入られると

夜、その子の所にアイガーがやってくるとどこかで聞いたような・・・。

あくまで噂デスがね。

都市伝説。