第一試合。
江利川祐 VS 寧々∞D.a.i
 
メインイベントと同じぐらい大切と言われている第一試合。
そのプレッシャーに押しつぶされるならそれまでの人間。
つまり任せるからには相応の信用があってのこと。
投げと打撃、極め技に飛び技。
それぞれの得意が交差し一進一退の攻防が続く。
寧々のムーンサルトがそれに終止符を打ち、
最後は握手で健闘を称え合った。
試合時間:7分16秒
決まり手:ムーンサルトプレス
勝者:寧々∞D.a.i

 

第二試合。
沙恵、花園桃花 VS めぃりぃ、結奈
 
BRSと名古屋ドリームガールズの合同女子会(?)
キックボードをシェアしたりめぃりぃと結奈は序盤から楽しそう。
それをお客様に伝染させるのは素晴らしいこと。
やはり序盤の見せ場はめぃりぃの萌え萌えジャンケンに注目が集まるが
頑としてそれを拒み抜いた沙恵と一緒になってキャッキャしてた桃花。
細かい所だがここにレスラーとしての基本理念や意識の持ち方、
行く行くの成長速度まで分かれる所ではなかろうか。
芸は身を助ける?結奈の腹芸は衝撃的!!!
めぃりぃも桃花相手に貫禄を見せるようになっていた。
追われる立場の体験も必ず糧になる。
沙恵のダイナミックな攻撃が楽しさだけではない事を物語る。
最後は結奈が桃花をギブアップさせ、勝利。
唯一の女子同士の試合、男子にはない華やかさ。
しかしそれに甘えるだけではない激しさも皆で共有したいね。
試合時間:14分5秒
決まり手:キンシャチクラッチ
勝者:結奈(桃花から勝利)

 

 

第三試合。
3Lグレ子 VS 藤田ミノル
 
いやぁ、これがまたエライ事になった。
初シングルマッチのグレ子、相手は東京愚連隊で
百戦錬磨の手練の藤田ミノル先輩。
正直無茶ぶりだったかなという気持ちはあったんですが
それでも頑張ってくれるんじゃないかという期待も持ちつつ。
何げに好みにうるさいグレ子のタイプには合った模様。
その上「この試合に負けたらワタシと付き合うこと」という仰天な
ルールを勝手に追加していた。
「付き合いなさい」
「嫌です」
そんな水掛け論が続く中双方の希望を叶えるべくなりふり構わない
戦いはエスカレート!
勝敗に応じて交際の是非を決めると提案したくせに
フォールに来た藤田先輩を抱き締め無理やり手篭めにしようとするグレ子。
それに加えケツ触られるわキスされそうになるわ
藤田先輩の消耗は見る見る激しくなっていく。
挙句の果てに業を煮やしたフルスイング岩田レフェリーに真剣に怒られるグレ子。
その結果、急所蹴りからの丸め込みで負けてしまう。
一瞬の隙を見逃さなかった藤田先輩ももちろん流石だが試合が終わるやいなや
慌てて逃げ帰っていた。
欲を求め過ぎたら結局は良い結果は出ない、それを勝敗で体現したグレ子。
お子様には変な意味で刺激が強かったかと思いますが、
その点については素直にごめんなさい。
試合時間:13分52秒
決まり手:変形エビ固め
勝者:藤田ミノル