■第四幕

唯一無二男子園

(ゆいいつむに だんしのその)

男子6人タッグマッチ30分1本勝負

3Lグレ子(チームくくり)

松山ポンポン

松山団九郎

VS

寧々∞D.a.i(暗黒プロレス組織666)

ラウザ(鳥取だらずプロレス)

ブルアーマーTAKUYA(ブルアーマーリングサービス)

女子祭典の中毎回組み込まれる唯一男子のみで上演される演目。

3Lグレ子。

オカマと言われるとキレる自称おネエ。

男勝りの気合の入り方をする事もしばしば。

松山ポンポン。

周りが女子ばかりでも霊魂の特殊さは変わらない。

気分屋な所があるのか最初はテンションが低かった。

松山団九郎。

毎年周りの状況に左右される事なく戦ってくれる貴重な戦力。

この日も安定度は一番。

寧々∞D.a.i。

今回666から唯一の出演。

会場へ朝一番に来て一番最後に帰る働き者。

ブルアーマーTAKUYA。

めぃりぃ、花園と自団体の選手も出演する中自分自身も

お手本となるべく戦いへ身を投じる。

ラウザ。

松山座への定期出演もすっかり板につき、

鳥取からはるばる来場してくれるお客様も増えてきた。

 

団九郎とラウザのオーソドックスなレスリングからスタートし

寧々の女子に負けない美貌も一際目立つ。

グレ子とTAKUYAの重量級対決は迫力満点。

珍しくグレ子がパワーで押される場面が見れた。

ポンポンも一度やる気になれば八面六臂の大暴れ。

幽幻ボードで相手をブッ叩き頑固水も惜しげなく噴射。

多人数タッグマッチらしく敵味方入り乱れた攻防が続く中

立て続けに全員が股間にダメージを負ってしまう珍事も。

確かにこれは女子には無い弱点だ。

最後はポンポンが陰魔羅鬼(ネックハンギングボム)を狙うが

前回も同じ技でやられている寧々はかろうじて回避。

その直後に急所蹴りを喰らい「おんもら金!」とご丁寧に

技名まで変えたアレンジ版で再びポンポンから3カウントを取られてしまった。

 

男子ならではの力強さや迫力がこの演目の見所なのは勿論なのだが

今回は例年にも増して松山座の濃い部分が抽出された面子となった。

しかしこの演目のもう一人の功労者は

フルスイング岩田レフェリーに他ならない。

整った顔立ちが災いしてグレ子に襲われ、

レフェリーなのに幕間前の中締めマイクまで無茶ぶりされてしまった。

レスラーだけでなく、それを裁くレフェリーもいなければ

試合は成り立たない。

彼にも労いの言葉を贈りたい気持ちでいっぱいだ。

 

 

試合時間:10分58秒

決まり手:おんもら金!

勝者:松山ポンポン(寧々から勝利)

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