かわいい系が幅を利かす現在の女子プロレス界を真っ向から否定するブス、デブ、ババアで構成されたユニット「モンゴル軍」。
急遽送り込まれたブス・モンゴル。
最初こそ緊張の表情を見せためぃりぃだが、試合が始まれば自分を貫き通す。
これは凄い。
しかし根本的な欠点は実質的な致命傷を与える事が少ないこと。
反撃に転じられてしまってからは、セコンドのミス・モンゴルも介入し苦しい戦いを強いられる。
しかしやり返す様も必死な表情と気持ちが伝わり
徐々に拍手を引き出す。
レフェリーへの妨害や乱入を上手く駆使し、最後は払い腰からの腕ひしぎでめぃりぃギブアップ。
技自体はこれでもかというぐらいの正攻法なのだが、
戦い方の面ではミス・モンゴルというベテランヒールを長に置くモンゴル軍には敵わなかった。
しかし気になるのが「負けたら(こっちに)誘うぞ」というモンゴル軍の言葉。
とりあえず、この日は特に具体的な行動や要請があった訳ではないのだが、
ミス・モンゴルの「手下の経験値を上げる方に専念する」という主張もわかる。
しかし、だからと言ってそちらの変な世界にめぃりぃを取り込まれても困るのだ。
ブス・モンゴルは女子祭典にも出る。
演目を別にしてもブスはめぃりぃをしつこく付け狙う恐れもある。
ならば再び対戦の機会を与え自らその流れを断ち切らせるか?
聞けば雫有希もヴィジュアルハンターになったらしい。
うーむ、悩みは尽きない。