カフェでの仕事の打ち合わせの後、店内を見回すと本棚に新しい本がいっぱい並んでいました。
見てみると・・・ありました。
村上春樹さんの 「恋しくて - TEN SELECTED LOVE STORIES」。
この本、ずっと気になっていたんですが、買うのを迷っていたんです。
ラッキー。^^
この本には、村上さんが選んで訳した9編のラブ・ストーリーと書き下ろしの短編小説が1編収録されています。
とりあえず今日は、最初の1編だけ読みました。
マイリー・メロイの「愛し合う二人に代わって」 という短編です。
「背が高く、痩せて内気で不格好だった」 ウィリアムと、「ボッティチェッリの天使のような金髪の巻き毛だったが、顔立ちはそれにふさわしいものとは言えなかった」 ブライディーの物語。
ベタな恋愛ストーリーで、読み手の想像通りにすすむ感はありますが、だからこそ微笑んでゆったりと楽しむことができました。
今度の打ち合わせの後も、また読ませてもらおうと思います。
ここのところ重い読書が続いているので^^、こういう短いサラッとしたものを読む時間は貴重で、とても心地よかったです。
ひそかな楽しみが一つ増えました。