"お気に入り" を無くすこと | Luch Kolorita

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創作メモ と 「お気に入り」の日々


今日は少し残念な一日でした。

実に個人的なことなのですが、お気に入りのスカーフを落としてしまいました・・・。

紺色の地に、薄黄色のチューリップが数本、金色のリボンと流れるようにデザインされたスカーフでした。

小さいサイズのものだったので、よくバッグに巻いて使っていました。

今日もバッグに巻きつけて出かけたら、いつの間にかとれてしまっていました。

同じ道を急いで家まで戻ったのですが、見当たらず・・・かなりショックで・・・。



そんなにクヨクヨする性格ではないのですが、"お気に入り"には弱いようです。^^

おそらく"お気に入り"には、単に"好き"だけではない感情が含まれているんですね。

もちろん最初の出会いは"好き"という感覚かもしれません。でも、共に時間を共有したり、それに思いを込めていくことで、自分にとって特別な存在になっていくのでしょう。



そのスカーフは、学生時代に留学先で買ったものでした。

それを見るたび、当時の充実した日々を思い出したり、その時から今日までの自分を思ってみたり・・・たぶんそういうことをしていたのだろうと思います。だから、単に物を落としたというだけではない淋しさが出てしまったのかな、と思います。



「アクセサリーが切れて石が無くなったり、割れたりしたらどうすればいいですか?」と聞かれると、「それは、もうその石があなたにとっての役目を果たしたということなので、気にしなくていいですよ」と答えます。^^ 本当にそう思っています。

ですから、淋しいですが、今回のこともそう考えようと思います。

"次の一歩を踏み出しなさい" ということかもしれませんね。^^