見ているのが辛い。
末期のがんのお友達のお見舞いから帰ると
こころが落ち込むのだそうです
ベッドから起き上がれず
元気なころと違い
食べ物も飲み物も口にできず
やせ細り・・・
人の死に行く過程を見つめるのは
お友達という関係ならばなおさら
気持ちが入るぶんだけ
どうして・・・
そう思うでしょうね
時には
患者さんの方が会いたくない。ということも
そんな姿は見せたくない。
それも尊重してあげたいものですね
辛い思いも
苦しくなる思いも
沈んでしまう思いも
感情として 間違ってもいませんし
非難されることでもありません
からだをさすってあげたり
お顔をきれいに拭いてあげたり
お花を持って行ってあげたり
今の季節のお話してあげたり
時には闘病する辛い気持ちも聞いてあげたり
でもそれに対し答える必要もないと思います
その答えを求めているのではきっと ないでしょう
だれかに 聞いてほしいのでしょうね
友達に恵まれたことに
きっと こころの中は暖かな感情に支配されると思います
その時には そう思わなくても
いつか 接する暖かな気持ちが
その人にそっと 届くはずです
もうすぐ
桜が咲きそうですよ
今日はとってもポカポカで
雲一つない きれいなお空ですよ
と。