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ありがとうございます
開園8周年を迎え、9年目に入り思うこと…
開園当初は、ママたちが気軽に利用できる保育園(仕事が理由でなくても利用できる)を作りたいという思いでいました。ママたちにリフレッシュの時間をあげればニコニコ笑顔で、また子どもたちに向き合えると信じていたからです
開園1、2年は週に1回でも預けて自分の時間を持つだけで、キラキラと綺麗になっていくママたちがたくさんいましたし、子どもたちも集団生活の中でいろいろな経験をし、グングン成長していきました
それが、いつの間にかリフレッシュの時間があっても浮かない表情で迎えに来る、子どもの園での様子を極端に気にする、子どもの顔色をうかがう…というママたちが増え、リフレッシュの時間をママたちにあげるだけではより良い子育てはできないのではないか?と感じるようになり、聞き取りも兼ねてカウンセリングを始めました
ママたちのお話を聞いてきて、驚くのは、
圧倒的な
子育てに対する自信のなさ
大げさに言えば、子どもたちとの関わり方を1〜10まで教えてもらいたい。教えてもらわないとわからない。わからない私はダメな母親…
落ちてしまっている気持ちを、大丈夫大丈夫。
そう感じているのはあなただけじゃない。
ルチェーレがついてるから、何とかなるよ
と明るく励ましたことも数知れず
赤ちゃんを抱っこしておっぱいはあげることはできる。
オムツが汚れてないか気にして、汚れていれば交換することはできる。
清潔なかわいい服を着せてやることはできる。
離乳食も一生懸命つくる。
でも、
何もしゃべれない赤ちゃんに
どう話しかけていいかわからない。
話しかけることの重要性を知らない。
お世話をする事だけが子育てではないんですよね。お世話は本当によくできてる。でも何かが決定的に足りない…
だから信頼関係が築けない
母子の信頼関係
赤ちゃんとママとの信頼関係を築くタイミングを損なうと、その後のトイレトレーニングなどのしつけなどがうまくいかない、ひどいかんしゃく、登園しぶり、登校拒否など、子育ての中での困難な状況が次々と生まれやすくなります。
そして、この8年でそのような問題を抱えるご家族と多く関わってきました💦
保育の中でお子さんの様子をじっくり観察し、どのような支援が必要なのか考え、ご家族に提案していく。必要に応じて、カウンセリングを行うという、ともに育てていくというスタイルに少しずつシフトチェンジしてきました
現在では、ママだけではなく、パパやおばあちゃんなど、ご家族ともお話させて頂きながら、より良い方向に導いていけるようになっていることを嬉しく思います。パパたちも感心するほど、協力的でありがたいです
まだまだ私たちも力不足。日々勉強です‼️
子育てはママだけでできるものではないし、ママだけに押し付けてもいけませんよね
我が子を信じられる
我が子に信じてもらえる
皆さんが笑顔で子育てができるよう、社会の中で育ててもらうんだと思っていただけるよう。
持っている知識と経験をこれからも、惜しまず伝えていきたいと思います