この仕事に就いてもうすぐ3ヶ月目になろうとしています。

前の記事でも話したように、今は社内ドライバー免許の取得に向けて頑張っているところです。

実は先週の22日にドライバー免許取得のための添乗試験がありました。
しかし、結果は・・・やはり不合格でした。

いつになるかはまだわかりませんが、また再度行われる添乗試験に向けて日々特訓をしなくてはなりません。

そしてこないだも30分程残業というかたちで、安全担当の先輩ドライバーに横に乗ってもらい、運転の練習をしました。
果たして、無事にドライバー免許を取得する事が出来るのでしょうか?

まあそれはいいとして、突然ではありますが、実は・・・

また再び転職活動を再開しようと考えています。

というのも、以前にもも記事に書いているように、極度の財政難のため、今のパートの給料ではこれから生活していくにあたり、大変厳しい状況に陥っています。
来月もこのままだと、赤字は確実で、親に泣きついて「援助」をして貰わないといけないでしょう。
38歳にもなって親に頼らないといけないなんてホント情けない限りです。


また、生活面でもそうなのですが、理由はそればかりではありません。

入社して短い間ではありますが、この会社の現在の体制を目の当たりにし、将来的に不安を感じたからです。

この会社は、現場で働いている者と上層部との意識の乖離(かいり)が酷すぎるのです。

今は現場の人たちが過酷な労働状況の中、頑張っているから何とか持ちこたえているのだと思います。

しかし悲しい事に下(現場)の意見が上層部に全く届かないのです。

いや、届かないというよりも「聞く耳を持たない」と言ったほうがいいでしょうか。

現場の現状に対して、上層部はいつも現実とかけ離れたような事ばかりを決定し、無理やりに現場にそれを実行するように押し付けるのです。

でも実際、それをやろうものならば、現場はたちまち混乱に陥ってしまうでしょう。

ウチの会社は労働時間に関しては非常に厳しい会社です。

一月ごとにあらかじめ決められた勤務時間をオーバーしては絶対にならないのです。

それに基づき、ウチのセンターも先月中ごろくらいから、正社員のドライバーは朝8時の出勤を命じられてしまいました。

しかし実際は、こんな時間に出ていては朝の集配にはとても間に会わないのです。

アシストの就いている地区を担当しているドライバーはまだいいのですが、そうでない地区を担当しているドライバーにとっては、とてもそんな事言ってられません。

そしてその日もいつものように一部ドライバーの人たちは、朝の7時過ぎ頃に出勤し、荷物の積み込みをしていました。

もちろんこれは手当て等はいっさい付きません。

というのも朝の8時になった時点でタイムカードを打刻しているからです。

そうでもしないと「勤務時間オーバーだ!」という事でウチのやかましいおっさん(エリア支店長)にガミガミ言われるからです。

しかし、その時でした。

何と運の悪い事にその日に限ってエリア支店長がどういう訳かいつもより早く出勤してきたのです。
そしてそれを見たエリア支店長は血相を変えてそのドライバーに近寄るやいなや、通常では考えられない程の怒鳴り声でわめきだしたのです。
「オラァ!!!お前何しとんならああああ!!!何でこんな時間に作業なんかしとるんならあああ!!!!!朝8時に出勤せえって前から言っとるじゃろうが!!!何で言う事聞けんのんならあああ!!!お前ワシをなめとるんかっ!!!とっとと帰れや、ボケがあ!!!一辺帰ってから8時にまたで直して来いやあ!!それとも何か?どうしても言うこと聞けんのんかあ?おおっ?お前も立派なサラリーマンじゃろうが!それなのに上からの命令が聞けんのんか!?聞けんのんじゃったら今からワシと一緒に主管支店に行くか?主管支店に行ってから主管支店長と話しあうか?上の決めた事に対して不満じゃったら主管支店に行ってから主管支店長の前で言ってみいや!!」

エリア支店長は今にもそのドライバーに殴りかかるんじゃないかというくらいの激しい勢いで、ドライバーに顔を寸前まで近づけ、睨み付けています。

一瞬にして現場構内は凍りつき、修羅場と化していきました。

そのドライバーもかなり腹ただしく感じていたと思います。

その様子から見ても怒りで震えているのが判りました。
そのドライバーも負けじとエリア支店長を睨み付けています。

もしかしたらケンカが始まるかも・・・という状態でしたが、さすがにドライバーもエリア支店長に楯突くわけにもいかず、そのまま支店長と一緒に事務所に入っていきました。

そして同じく、その日私の配達地区を担当する先輩ドライバーにも火の粉が降りかかってきました。
エリア支店長が事務所から再び出てきて

「オイッ、SS(仮名)!お前もじゃ!朝8時に出勤せえって前から言っとるじゃろうが!!何で言う事聞けんのんなら!!お前も主管支店に行くか?おおっ?お前もちょっと来いや!!」

と一方的に怒鳴りつけ、事務所に連れて行ってしまいました。
それを横で聞いていた私は、人事といえど、まるで自分の事のようにこのバカ支店長に対し、激しい憎悪と怒りを感じずにはいられませんでした。

「何もそこまで怒鳴りつける事もなかろうに、あの支店長、頭おかしいんじゃあないか?あれじゃあドライバーもやっとれんよのお・・・」と構内作業のパートの人が私に話しかけてきました。

私もすかさず「あのおっさん、ホンマ頭おかしいですね。ドライバーだって何も好き好んで朝早くから出てきてる訳でもなけりゃあ遊んでる訳でもないのに・・・自分の与えられた仕事に対して責任を持って取り組んでるだけじゃあないですか。それなのにちょっとあれは酷すぎますよ!あんまりです。」と半ば興奮ぎみになってしまいました。

構内作業の人は「まあ確かに決められた事を守ってなかったドライバーも悪いかもしれんが、ちょっとあの怒鳴り方は無いわいのお。本来部下を守ってやらにゃあいけんはずの上司が、あれじゃあまるで主管支店の手先じゃ!というかあいつ(エリア支店長)は上に対する自分の立場の事しか考えとらんわい!そうでなけりゃあ『今から主管支店に行くか?』なんて言葉は出て来んでぇ。」

これまでもあのエリア支店長のバカっぷりは嫌という程目に付いていましたが、その日ははっきりとそれを確信してしまいました。
そしてこの現場と上層部のあまりにかけ離れた認識や矛盾と葛藤しながらやっていかなければいけない事を思うと‘ぞっ’とするものを感じ、そして転職活動をする事を考えたのです。

先輩ドライバーたちは事務所でエリア支店長に散々言われたのでしょう。

血の気の引いた真っ青な顔色をして事務所から出てきました。

黙々と積み込み作業を再開し、トラックに乗り込むと先輩ドライバーは「ああ、たいぎー!(しんどいの意)ホンマ、あのおっさんムカツクわあ、朝の配達間に合わんようになってもええんかいのお。」

私「ホンマあのおっさん、どこまで人をイラつかせれば気がすむんですかね?正直俺もあれ見たらこの先この会社でやっていくの不安ですわ。転職活動はじめようかな・・・」

先輩「僕も次の仕事探さんといけんですわ・・・」

ちなみにもう一人の先輩ドライバーも、本当に転職するかどうかは判りませんが、前々からハローワークに行って仕事を探しているそうです。

バカで無能の上司がいると、こうして将来有能な若手人材を失っていく事になるのです。

ちなみに私と一緒に入社した友人は9月18日に辞めてしまいました。
パートとはいえ、入社時は宅配便業界No1の大会社でしっかりとした体制の下で安心して働けるという希望を胸に抱いていましたが、今は「現場の状況をろくに把握しておらず(しようとしてない?)、下からの意見が通らないという大企業病に侵された会社」という位にしか感じることができなくなってしまいました。
しかし、だからといって今すぐに辞めるという訳にはいきません。

厳しい財政状況の中、少ないとはいえ収入がゼロになってしまうような事になる訳にはいかないので、当面は今のパートを続けながら、探していこうと考えています。