広島の城巡り&旅行記も書けてませんが

昨日観てきたので先にレポります照れ

 

KOMちゃんこと朝海ひかるさんが

ご出演される大阪公演なんて

どれほど久しぶりだったでしょうチュー

 

しかも山本耕史さん、廣瀬友祐さんもご出演

これは観に行かねば!

と、Wキャストのスケジュールをチェックするも

KOMちゃんはシングルキャストなので

いつでも問題ないけど

山本さん✕廣瀬さんの組み合わせは

大阪公演中、なんと4/12の1回のみ

 

何日に観劇しようかな~なんて

無駄に悩まずにすみました(笑)

 

ざっくりとストーリーを説明すると

幕末の日本、ペリー率いる黒船が

浦賀沖に現れ、開国の顛末についての物語

 

黒船の情報をもたらした

ジョン万次郎はウエンツ瑛士さん

愛する妻とのんびり暮らしていたのに

突然浦賀の奉行に取り立てられ

米国との交渉に駆り出される

香山弥左衛門が廣瀬友祐さん

とにかく米国人を上陸させずに

追い返せと命じる

徳川13代将軍に朝海ひかるさん

 

そんな登場人物をシニカルに導く

狂言回しが山本耕史さん

 

せんだってドラマ化された

よしながふみさんの「大奥」を思い出します

ドラマの幕末編はこの秋の放送予定だそうです

 

もう、尊王攘夷など無理だと

幕府は理解しているのに

京の帝や公家はそれを許さない

こんな時、板挟みに遭って苦しむのは。。。

 

ソンドハイムなので、予想はしてましたよ

恐ろしく意味不明で全く耳に残らない

複雑かつ難解なナンバーばかり

なのに、楽曲が美しく感じられるのは

出演者の歌唱力が素晴らし過ぎるからで

歌詞はじっくりと、そしてしっかりと

心に沁み込んできます

 

KOMちゃんは将軍と女将の2役

実にシリアスな物語なんですが

なぜかKOMちゃんは

ちょっとコミカルな存在で

徳川将軍のヴィジュアルは。。。

 

いえ、女将は実に美しかったですよ

 

カーテンコールは

てっきり「女将」の方で登場されると思ったんですがあせる

「将軍」の方で出てこられて…うーん…あせるあせるあせる

 

退団以来の青天ですよね~キョロキョロ

 

日本の歴史の中で

様々な大きな転換点がありましたが

近代日本において、幕末~明治維新に

生きた人々の活躍と想いは

想像することすら難しいと

改めて感じましたが

その分、その人達に憧れもおぼえます

 

大規模劇場でのミュージカル作品なのに

1幕ものというのも、実に珍しいですよね

 

一説によると、本来はもっと長い2幕物で

今回の上演は短縮バージョンだったとか

それでも、濃密な作品として

充分に楽しませて頂きました