「この定規便利ですね!」と先日のワークショップのご参加者さま。

 

「はい、これはとても優れものです。私の立体際裁断の恩師・近藤れん子先生が発案したものです。割と最近イタリアのアルマーニのアトリエから大量に受注があったそうですよ。」と私。

 

以前、立体裁断研究所で長い期間働いていた親友からの情報をお伝えしました。

 

イタリアにあるアルマーニのアトリエにスタージュ(学びながら働く見習生)として入った日本人が持っていた定規の素晴らしさに感動して、アルマーニのパタンナーさんの数だけ注文が入ったのだそう。

 

「でも、イタリアはセンチではなく、インチではないのですか?」とご参加者さまからのご質問に、即答出来ず「あ、そうですね!どうなんでしょうね」としか答えられなかった私...。

 

 

気になってワークショップ終了後に、早速ジェミニ(AI)に質問してみました☆

 

18世紀末(1795年)のフランス革命期にセンチメートル単位の基礎が作られ、ヨーロッパ諸国の製図では、デニムのウエスト寸法などの例外を除き、体の寸法、パターンの作成にはセンチメートルを使用するのが一般的なのだそう。

 

洋服作りを通して長年寸法やセンチに触れてきましたが、センチメートルの発祥の地がフランスだったとは!!知りませんでした。

 

 
一方、日本でメートル法が一般的に使われるようになったのは、1959年1月1日からだそう(まだ67年!)
 
1921年には法律で制定されたものの、それまでの尺貫法が長年親しまれて浸透していたため、移行するのに時間が必要だったみたいです。
 
長さによって「ぶ」「すん」「しゃく」など呼び名が変わるのは、わかりやすさはもちろん、物への愛情のようにも感じてしまいます。
 
(ネット上からお借りしました)
 
今では当たり前に便利に使っているセンチやメートルの歴史や、日本の美しい寸法の呼び名にも触れ、思わぬところで自分の小さな世界がまた少しだけ広がったようなそんな嬉しく豊かな気持ちになりました。
 
ワークショップでのご参加者さまとのやりとりから生まれた質問をサクッと解決して、世界を広げてくれるAIは、知らないことの多い私にとっては神のような天使のような存在です*
 
それにしても、れん子先生の定規が世界のアルマーニのアトリエで話題になり、その使いやすさに感動した方々から注文が大量に入るなんて!!
 
れん子先生がご健在でいらした時、毎年の夏期講習会ではオートクチュールに出展しているブランド別のトレンド分析の授業があり、難しい立体裁断の授業の合間のうっとりできる楽しみの時間でした。
 
もちろん、ジョルジオ・アルマーニ(1934-2025)の作品のエレガントさに、れん子先生は毎回ため息を漏らしていらしたので、きっと定規のことを聞かれて、天国で笑顔&ガッツポーズしていらっしゃるのでは...と思います!!
 
ご自分の名前を売ることに興味がなく、エレガントな洋服の研究に一生を捧げた近藤れん子先生のご功績の波紋が、今世界に広がっているなんて。私にとっても励みになる出来事でした。
 
 

今日もブログを読んでくださってありがとうございました。

 

 

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