ドレスやお洋服の仮縫いをする時に使うコットン生地のシーチングが届きました。

 

1反は、だいたい55mの長さが定番です。

 

以前は日本製が当たり前でしたが、原価高のためか中国製の他にパキスタン製なども増えてきました。

 

 

私たちのアトリエで使用しているシーチングは、湯通しされたもので、歪んだ地の目が整えられているものを選んでいます。

 

通常のシーチングは、激しく地の目が歪んでいて、正しい仮縫いを行うことができないため、お湯を通して糊を落とし布の流れを正しく見られるようにするために湯通し済みのものを選択しています。

 

生地そのものも、清潔でお風呂上がりのようにすっきりした顔をしていますね(笑)

 

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海外製のものは、サイトの案内によるとどうしても埃が混じっていたり、歪みが避けられなかったりするそうで、仮縫い用で一度しかお袖を通さないものであっても、日本製の品質の確かなもの、着ていて安心できるものを選択してしまうのは、同じ手間をかけるなら仕上がりが美しい方が断然いいと考えているからです。

 

 

コットン素材は、優しくお肌に馴染み、その心地の良さと色の素朴さから、多くのお客様が「この生地のまま本番でもいい(笑)」とその風合いと仮縫いのシルエットをお気に召してくださり嬉しく思います。

 

素材が良いと、作り手側も自然に丁寧に仕事をしやすくなる→その結果がお客様のご満足につながりやすい...という循環。

 

本番の生地ではないものの、素材に妥協ができない理由はそこにありました。

 

 
ドレスのオーダーが一番多かった頃は、月に20着の仮縫いをしていたこともありました。
 
まだ専門学校を卒業したばかりのスタッフたちにウエディングドレスを作り納品するまでの責任感をどう説明しようかとたくさん考えて
「ウエディングドレスを作る仕事は、命を預かるお医者様の次に責任がある仕事。そのくらい花嫁はウエディングドレスに命をかけているからミスをしてはいけないし、忘れ物もあってはいけない。命を預かっているくらい慎重にお仕事をすることが大事だよ」と言っていたことがありました。
 
そのくらいドレス作りの大変さや責任を身にしみてわかっているつもりでしたが
 
先日、とあるお客様との出会いで、ウエディングのお仕事はお客様の想い、ご家族様の想い、そして思い出に直接触れるお仕事だということを改めて感じる機会がありました。
 
ドレスの素材を丁寧に扱うと仕上がりの輝きが全く変わるのと同じく、着る人の魅力や個性を引き出すことで輝きが増すのを目の当たりにできた経験が、今まで仕事をしてきた一番の嬉しさだと感じています。
 
素敵な出会いに勇気と励ましの気持ちをいただいたような気分です。
 
そして、仮縫いを待ってくださっているお客様の存在にも感謝です。
 

 

今日も最後までブログを読んでくださってありがとうございました

 

 

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