先日、友人が誘ってくれて参加した森ツアーについてのこと。

場所は目黒駅から徒歩10分くらいの自然教育園。

ガイドしてくださったのは、森の案内人の三浦 豊さん。
午前9時の開園から、お昼12時までじっくりゆっくり園内を歩きます。

木の見分け方、特徴、性質、葉の形などの説明を聞きながら進みます。


最初に出会った大木は、森の親分・すだ椎(すだじい)。どっしりとした風格。

 

 

やまと言葉でたましいという意味の「たぶ」が由来のたぶの木。
暖かく平らで肥沃な土地を好むという点でも、人間と重なる。

縄文時代の信仰の対象になっていたという木。
ゆっくり生きる木なので、育つまで時間がかかるが年輪も細かい。


 

大木の下に生える青木。
幹自体も光合成をするので、枝の先まで全身が青(緑色)。
高くなっても3mくらい。


肥沃な土地では菌が多く育つことができない黒松。
海沿いなどやせ地を好む。

自然教育園では、なるべく森の状態に近づけていて土地が肥沃になってきているため、近年は黒松が少なくなってきているそう。


 

写真を撮り忘れた山桜は、
生きていくために多くのことを求めるために周りに同じ山桜を寄せ付けず孤独に生きる。わがままなアイドルのよう。
桜が花を美しく咲かせるのは、遠くにいる山桜への必死なアピールのためなのだそう。

 

 

木の実が赤くなるのは、鳥へ種を運んでもらうためのlove call。

 

縄文時代から人が生活していたと言われる場所

国立科学博物館附属自然教育園



以前一人で来たときは、うっそうとしていて暗い場所だなぁという印象でしたが、森の奥深さと楽しさを知り、何時間でも過ごしたい場所になりました。

 

ツアーの最後には、三浦さんから椋の木(むくのき)からとれた実を一粒ずついただいて味わう。ほんのりとした甘さがやさしい。
(湿原の王様、椋の木は、葉の擦れ合う音が波のようにサラサラと美しいもの特徴)



森ツアーに誘ってくれた和美ちゃん。ほっとする笑顔と同じくハートもあったかい自慢の友人です!

 

森ツアーに参加した後は、街路樹も、ご近所のお庭も今までと違う目線で木を楽しめるようになり、もっと木や植物について知りたいという気持ちも湧いてきました。

森の案内人の三浦さんは、木の特性を説明するときに、まるで人格のように楽しくお話してくださるので、様々な歴史に残るような人の人生を幾つも見てきたような感慨深い気持ちになりました。

また、今までと違う視線で森を見ることで、見えないものを見る目(直観力)を磨かれるような、また森の一部になったような不思議な感覚にもなりました。

誘ってくれた和美ちゃんと、森の案内人の三浦さんに、そして自然界のすべてのものや生命に感謝したい気持ちです。

 

ps.都会の中といえども森の中は、周りの場所よりも気温が低めでした。
湿度が高いところは、冷えるのだそうです。これからの季節に公園にいく方は暖かくしてお出かけください*