ウエディングドレスのデザインは様々ですが、主役としての華やかさはあるけれど、決して奇抜ではなく優しさを感じるドレス。ちょっと控え目な感じが、花嫁の持つ清楚さを引き出すと感じています。
以前、女優の緒川たまきさんが、ルーチェクラッシカのドレスを、雑誌のグラビア撮影で着てくださった時、「森の中に溶け込むようなドレス」とおっしゃってくださいました。
「今日着せていただいたようなクラシカルなデザインのドレスって素材感とかちょっとしたカッティングのせいでしょうか。森のような自然の中で、不思議にマッチするんですね。だから私としては、こういったデザインのドレスがいいという具体的な理想はないんですが、自然の中にいても浮かない、クラシカルなドレスが着たいと思うんです」


感性豊かな憧れの存在である緒川たまきさんとご縁をいただき、何着かドレスを着ていただいた後、そんな嬉しいコメントをいただいたことは、今でも仕事を続けるうえで励みになっています。
写真はドレスコレクション「ハニー・ムーン」より。
アトリエのすぐ近くには、一橋大学のキャンパスの森があります。雨が降るとその森の土の匂いが部屋の中まで届くことに気づいて嬉しくなりました。富士見通りは車通りや人通りが賑やかなので、すぐ近くに森があることを忘れそうになるのですが、雨の日のささやかな楽しみを今日見つけました。
残り少ない2016年の7月も、一日一日を大切に過ごしたいですね*