桜満開の土曜日、お天気は曇り空でしたが穏やかな一日でしたね。

今日はコサージュのご案内です。
私たちのアトリエのコサージュはすべて手作りの一点ものです。

フランスの伝統技法で作られたものですが、現在では本場フランスでもコサージュを作るアトリエが数少なくなり、大変希少価値のあるものとして扱われています。

花嫁の美しい手元に視線が集まるリストコサージュ。
グローブやブーケとは違った表情で、おしゃれ感を表現できるので人気です。



コサージュの材料には、食品にできるようなゼラチンや米を煮たときの上澄みの汁、コーンスターチなどを使い糊入れをするのが特徴で、とても繊細な表情になります。

花びらの一枚一枚を手切りするところからスタートするコサージュ作りは気が遠くなるほどのたくさんの工程を経て完成します。



フランスのコサージュ職人が世界中の素材を試しに試した結果、日本の着物の裏地の布、シルク羽二重(はぶたえ)が一番美しいバラを作るのにふさわしいと判断し、今でもバラの定番生地として使われています。


年数が経っても、アンティークのような風合いになるコサージュは、手元に置いて長くご愛用いただけます。その際は水気に触れたり、重たいものをのせてつぶさないようにしてあげてくださいね。

オンラインショップで販売も行っております。ぜひチェックしてみてください!