世の中はシルバーウイークという大型連休。
しかし我が家では、夫は連日の仕事のため、
世間並みのお休みは、連休中一日だけでした。
本当に残念なことです。
その休日、せっかくの休日だし、どこかに出かけよう!
と柄にもなく張り切った私たち夫婦でしたが、
せっかくの休日にもかかわらず前日の夜更かしが後を引き、
結局朝起きたのは9時過ぎでした。
そこから、どこに行くかをリサーチし始めた夫ですが、
本当に運の悪いことに、ネット用のパソコンの調子が悪く、
起動しないというアクシデントに見舞われてしまいました。
結局、夫の不確かな記憶に従って、
ある展覧会を見に行くことに決まったのです。
しかしながら、その場所が何と言っても不確か・・・
とりあえず、出かけてみようという彼の言葉に促されて
家族3人で出かけたものの、
夫が連れて行ってくれた場所では、その展覧会はやっておらず、
受付の女性に確認したところ、似たような名前の別の駅であることが判明しました。
この時点で、私は今日の外出が失敗であることを察しました。
実は、私たち夫婦はこのようなことが、今までも何度かあったのです。
しかもそれは、すべてを夫に任せたとき。
任せた私が悪いのかもしれませんが、彼に任すと何かとうまくいかないのです。
仕方がないので、とりあえずはその場所で昼食にすることにしました。
レストランはたくさんあったのですが、最も近いエリアにあったのはバイキングが主で
疲れてお腹も空いていた娘を見かねたのと、なんとなく美味しそうに見えたので
低カロリー料理というお店に挑戦してみました。
これがなんと・・・
ほんとうに今まで食べたことがないくらい、イマイチなのです。
どの料理も、見事にイマイチ。
低カロリーということで、味が薄かったのでしょうか。
しかし揚げ物は見たことないくらい衣がついていましたが。
お互いの顔を見合わせて、妙な表情を浮かべる私たちに対し、
もうすぐ2歳を迎える娘は、
「おいしいねー」と微笑むではありませんか!!
こんなに美味しくない料理を食べてなお、微笑み、その上
「美味しい」という言葉を発する娘に、本当に申し訳なくなってしまいました。
娘は大好きな白ご飯を一生懸命食べていました。
可愛いやら、可哀相やら。
親の都合でこんな人が多いときに連れ出されて、
お店では、やれ触るなとか、早くおいでとか言われ、
本当に子供というのは親の都合で振り回されて可哀相だと
思ってしまいました。
その後、私たちはさっさと食事を済ませて、本当の展覧会の会場へと
到着したわけですが、なんとそこでも、
この連休の人出のせいで、チケットを買うためにも、会場に入るためにも
長蛇の列があったのです。
その人の波を見た瞬間に、私たちは全てを諦め、家路につくことにしました。
仕方がありません。
自分たちの事前リサーチが弱すぎたせいと、シルバーウイークをなめてたことが
最大の原因なのですから。
さて、家路につくわたしたちでしたが、途中で娘が寝てしまったため、
途中のカフェに寄ってお茶にすることにしました。
以前から行ってみたかった紅茶のカフェでしたが、私たちが子連れということで
なかなかふさわしい席が空かないと言われ、何人にも順番を譲りましたが、
さすがに限界だったので、2人掛けの席でもいいので、と申し出ました。
すると、
「はあ、しかし・・・周りのお客様が狭くなりますので・・・
隣のお客様に、お子様連れが隣に座ってもいいか確認してまいりますから」
という回答が。
これには夫も私もため息が出てしまい、
もういい、とその店に大変な幻滅をして、本当に家路につきました。
前々から行ってみたいと思っていたのに、もう二度と行かないでしょう。
子連れがNGなら、並んでいるうちに言って欲しかったです。
そしたら別のお店を気持ちよく探せたのに。
もはや私たちに他の店を探す力は残っていませんでした。
帰り道、夫が
「今日は本当についてなかったね。多分、俺のせいだけど」
と淋しそうに言いました。
多分二人のせいです。
一番可哀相だったのは娘だったと思います。
美味しくないご飯を食べさせられて、それでも美味しいと言うしかなくて、
見たら喜んだはずの展覧会には入ることさえできなくて、
外で売っている可愛い品々を見ることしかできなくて、
自分がいることでカフェに入ることを拒否されて・・・
娘が何も判らない年齢でよかったと思わずには、いられませんでした。
何も分からず、お母さんとお父さんに交互に抱っこされているだけ、
ちょっといつもより多い人の波にもまれただけ。
次からは、家族みんなが笑って過ごせるような休日の楽しみ方を
しっかりと考えて実行しよう、と固く誓った夫婦でした。