うっかり間違えて同日に③と④の記事を上げてしまいました。oh…(´・ω・`)
さて。新天地を求めてフランスに渡ったメスメルですが、結局フランスでも同業者達の反感を買い、あえなくかの地を去ることとなりました。
ですが、動物磁気説が完全に葬り去られたわけではありませんでした。
特にドイツでは動物磁気の研究が盛んに行われており、スイスで余生を過ごしていたメスメルの元には、各国の優秀な医師達が教えを乞いに訪れていました。
1815年、ポルトガル出身の僧ファリア師が、患者を言語暗示による人工的な睡眠状態にもって行くことに成功しました。
メスメリズムでは患者に触れるパス法や太鼓のリズムなどで患者を催眠状態に導いていました。
しかしファリア師が患者に向かって「眠れ」と叫ぶと、患者はそのまま眠ってしまったといいます。
……ファリア君、キミなんの切欠があって「眠れ」って叫んだの?(。´・ω・)?
このことにより、ファリア師は動物磁気が引き起こすと考えられていた状態は、磁気を受ける側の想像の作用(=暗示)であるという見解を発表します。
しかしせっかくファリア師がこの見解を発表しても、依然メスメリズムは健在でした。
とゆーか、みんなファリア師の見解が理解できなかったんじゃないかと思われます。
ファリア師自身も、暗示という心理システムに対して、漠然とした概念しか持っていなかったようですし・・・。
メスメルを追放したフランスでも再度メスメリズムが盛り返しましたが、トランスに入った被術者に未来予知をさせたり透視をさせたりと、オカルト的な様相を帯びる者もいたそうです。
予言ってこんな感じ?↓
Gordon JohnsonによるPixabayからの画像
どの時代も優れた技術も悪用する輩は一定数いるって事ですね。
それにしても、18世紀になされた未来予知はどのようなものだったのか知りたいものです。
