ではでは。
前日宣言した通り、催眠療法の歴史をレクチャーしていきたいと思います。
かつてのスピリチュアルブームが去って……というより、スピリチュアルと言う言葉がすっかり定着した日本。
かつてほどではありませんが、様々なセラピーやヒーリングが生まれては消えているような状況で、ヒプノセラピーはどの辺のポジションを占めているのでしょうか?
催眠療法やヒプノセラピーという言葉でダイレクトに検索しなくても、瞑想とか過去生療法やインナーチャイルドで検索している人はいらっしゃるでしょう。
過去生療法もインナーチャイルドも、実はヒプノセラピーの手法です。
日本でヒプノセラピーという言葉が有名になったのは、ブライアン・L・ワイス氏の著書、「前世療法」でしょう。
AKIKOが十代の頃だったかなー。アメリカから有名な催眠術師がやってきて、TVカメラやステージで大勢の人に催眠術をかけるショーをやっていましたね。
あれのせいで、日本では「催眠=イロモノ」のようなイメージが生まれてしまったかもしれません。
もっとも古い欧米のB級ホラー&サスペンス映画なんかでは、怪しい催眠術師がヒーローやヒロインに催眠をかけて、自分の思いのままに動かす・・・なーんてやっていますから、「催眠=怪しい」は全世界共通のものなのかもしれません(笑)。

Gerd AltmannによるPixabayからの画像
ではヒプノセラピー(催眠療法)はいつ頃誕生したのか?
みなさん驚かれるかもしれませんが、実は催眠療法そのものは紀元前から存在していました。
古代エジプトでは「眠りの寺院」と呼ばれるヒーリングセンターがあっちこっちにあり、人々は病気や怪我をすると、眠りの寺院に足を運びました。
寺院に入ると僧侶達が唱える呪文によって眠らされ、人々は夢の中で治療や薬のお告げを受けたり、中には怪我・病気そのものが治ったりしたそうです。
パピルスに残された最も古い催眠の記録は紀元前3766年、チッチャ・エム・アンクという呪術師が数々の治療を行ったことが記されています。
この「眠りの寺院」は時代と共に古代ギリシャ~ローマへと広がっていきました。医学の父と呼ばれるヒポクラティスも催眠療法を行っていたといわれています。
しかしキリスト教が広まるにつれて、しだいに催眠療法は廃れてゆきます。