エドマンド・デュラックのタロットカードが届きました!
エドマンド・デュラックは1900年代初頭に英国で人気を博した挿絵画家です。日本でも人気のある挿絵画家ですので、どなたも一度は彼の挿絵を見たことがあるのではないでしょうか。AKIKOも彼の挿絵は大好き!
ひとめ惚れして、思わずポチった大好きなデュラックのタロットを実物を手に取った感想。
初心者は気軽に手を出さん方がええで。
カードはとても素敵ですよ、素敵なんだけどー。ナニカガチガウ(´・ω・`)
そもそもこのカードはデュラックがタロット用に描いた絵ではなく、タロットカードの意味に近そうな絵を使っているのよね。だから絵柄によっては「うーん……」となる場合も。
特に顕著なのが吊るされた男と正義のカードですよ。これな↓
右が正義のカード、左が吊るされた男なのですが。
吊るされた男、吊るされてないやん!
正義のカード、お約束の剣と天秤はどこや?!
ちなみに正義の女神はこのお姿がデフォルトです。
あとね、小アルカナが逆位置で出たときのイメージが湧かない。AKIKOはきちんとタロットの勉強をしていないので、単なる実力不足でしょと言われたらそれまでなのですが……(´;ω;`)ブワッ
あまりにもカードの絵から受ける印象とタロットの意味が重ならないので、付属の英語のブックレットを読んでみる事にしました。
ブックレットにはイラストの説明とキーワードが書いてあるのですが、そのキーワードが正位置のみ…。
節子、これはタロットやない。オラクルカードや!!
カードが逆位置になっていたときの「コレジャナイ」感は間違っていなかったと。
ちなみに正義のカードの説明文を紹介しますと「彼女は目を閉じて空を漂っている。彼女はあやまちと欲望を胸に抱きしめ、それを奪われまいとしている」と書かれています。
一般的なタロットの正義のカードは正義の女神テーミスが描かれていますが、こちらのカードは罪人が描かれている訳ですね。なるほど。
ブックレットに記載されていた正義のキーワードは「均衡を保つ、決断する、正しく譲歩する」でした。ライダー版のタロットとほぼ同じ意味を持っているんだけど、絵柄的にどーしても「やっちまったぜ……(´;ω;`)ブワッ」みたいな感じのするカードなんですよねぇ
↑やっちまったな顔。まさに今のAKIKOの心境です(´;ω;`)ブワッ
AKIKOが欲しかったのはタロットカードでオラクルカードじゃないんだけどな。まぁ仕方ない、これも惚れた弱みというヤツです。
これはこれで自由にリーディングできるので、むしろタロットの意味に縛られたくないという方には向いていると思います。
とにかく英語のブックレットが肝ですね。英語の文章を全部翻訳して覚えるか、それともキーワードだけ翻訳して覚えるか。
デュラックのタロットをすでにお使いの先輩方、どうされています?