今年はついに! 念願の花びら餅をいただきました!

 

花びら餅はもともと平安期の宮中の風習「お歯固めの儀」に由来するそうです。

 

白の丸餅に紅い菱餅を置き、そこに歯を丈夫にする押鮎、大根、橘などを乗せたて食べたそうです。それがだんだんと形をかえてゆき、明治時代には初釜の時にいただく特別なお菓子となりました。

 

その特別なお菓子がいつのまにか関東のデパートはおろか、シャト○ーゼでも取り扱うようになったのですから、誰が仕掛けたかは存じませんがあっぱれでございます。

 

洋菓子を流行らせるのは簡単ですが、高くて地味な和菓子をメジャーにするのはかなり難しいです。

 

AKIKOが花びら餅の存在を知った切欠は「春の皇后」という本です。

 

優しく麗しい御所言葉で綴られたこの作品は、一読の価値があります。とはいえ、ラノベに慣れた方にはちょっと読みづらいかも。

 

 

 

明治天皇のお母さんである大宮様が、京都から東京に住む息子夫婦に菱花びらを送るのですが、

 

「日持ちするよに念入れ、中身のふくさ牛蒡は甘煮をしっかりして頂かされ」

 

という言葉に、いくら当時の冬が当たり前のように氷点下続きであっても、飛脚で京都~東京間を旅した菱花びらの運命がいかなものだったか、心底心配してしまいました。

 

で、AKIKOが長年憧れた花びら餅はと言いますと、求肥に包まれた白味噌餡が個性的なお味でした。

 

こう書くと美味しくなかったように思われるかもしれませんが、そんなことはなくて。白味噌餡のあまじょっぱさがわりと癖になりそうな感じです。来年もまた食べてみたいと思うくらいには美味しかったです。

 

たださ、高いんだよねーーーーーーー!!!!

 

いっくら限定品とは言え、一個400円~するお菓子はお財布に痛いわ。ケーキみたいにボリュームがあるわけでもないしね。

 

非常に短い期間だけ販売するという戦略が、人々の特別感と購買意欲を煽るのでしょうが、いやブームを仕掛けた人、ホントーに天才よ。

 

めでたい花びら餅を頂きながら、マーケの天才に想いを馳せるAKIKOなのでした。