何年か前、フランスの雑誌が日本における香水市場の不毛さを嘆いておりましたが。(記者曰く日本の香水市場は「マジ砂漠!」だそうで)

 

とはいうものの。NOSE SHOPの製品は1万~4万円、Fueguiaの香水は2万~4万円。どちらもけして安くはないのに、けっこうお客さんがいらしていました。

 

どれだけのお客さんが実際に購入するかは不明ですが、その様子を見ていると香水が好きな人は好きだし、本物であると認めたものに対して、お金を惜しまない傾向が(日本人は)強いなと思いました。

 

だから件のフランスの雑誌が嘆くほど、日本の香水市場が砂漠だとは……まぁ欧米並みになることは永遠にないでしょうが、潜在的なポテンシャルはけっして低くないんじゃないかなー。

 

日本人の香水購買率が低いかというと、ひとつには香水瓶の容量にあるのではないかとAKIKOは考えています。

 

AKIKOの好きなラルチザンパフュームはだいたい100mlで販売しているんですよね。多いちゅーの! 容量で買うのを躊躇うお客さんも多いんじゃないかな。

 

ブワッツシャーーーーーーッ!!! と香水つけてようやく香りを感じられる欧米人と、ワンプッシュで充分な日本人。同列に扱う事自体が間違っていると思うんですけど。

 

容量を小さい方にサイズ展開を増やしたらもっと売れると思うんですよ。いっそ本国でサンプル用にしている1mlを1,000円くらいで売ってもいいんじゃね?

 

Amazonで検索したらこんなかわいいサイズのプラダの香水が出てきました。どーしてこいういうサイズを日本で売らないかなぁ? 

 

 

「香水=高級品」戦略から外れるから代理店が入れないのかな?