コロナによる外出自粛要請の影響で、外食産業はずいぶん打撃を受けているようですね。
テイクアウトを始めるお店も増えているようですが、やはりお店を開けていた時ほどの利益を得る事は難しいみたいです。
外食というのは、
『出来立ての温かい料理を食べられる』
『食べた後の後片付けをしなくていい』
など、料理以外の要素も大きなウェイトを占めています。ただ「ご飯を食べる」だけならコンビニで買う方が安くて手軽な分、どうしてもそっちに流れてしまいます。
しかしAKIKOのご近所にあるビストロは、テイクアウトで新しい活路を見出しているようです。
そのビストロは小さいながらも結構おいしいらしく、つねにお客さんで賑わっていました。が、コロナの影響でテイクアウトのみの営業に。
その日から店頭に置いてあるチラシがAKIKOの楽しみでした。
料理メニューが事細かに書いてあって、どれも本格的で美味しそう!
人見知りでお店に入れない人とか、子供が小さくてお店に行けない人とか、あるいは病気で人前で食べるのははばかれるとか、いろんな理由で食べたいけどお店に行けない人たちに対して、そのお店の味を知る切欠にはなりそうでした。
AKIKOも「今度テイクアウトしたいねー」と母親と言っていたのですが、今月に入ってチラシの内容がひじょーにシンプルになっていました。
Before
『ランチメニュー 子豚のロースト林檎の風味豊かなノルマンディーソース添え』
↓
After
『ランチメニュー 日替わり』
みたいな。つまんねー
AKIKOが想像するに、テイクアウトでけっこうお客さん入ってきているようなのでチラシを作る時間がなくなったのかな?
インスタグラムとかFBとかあるので、お店的にも「そっちを見てよ」な思いもあるのでしょう。料理の写真を載せられるし、ハッシュタグだけで済みますからね。
でも不思議なもので、なんとなくテイクアウトする気がなくなりました。残念!
以前のチラシを知っているAKIKOなら、『アラカルトメニュー多数ございます』でも内容は解るけど、初めてチラシを手にした人だったら、すぐに捨てられて終わりよ?
FBやインスタグラムも便利で良いですが、画面立ち上げて検索してというひと手間があるので、そこまで熱心じゃない人はそこでお客さん候補から外れます。
FBやインスタグラムの情報は流れたら終わりですが、チラシは持っていてくれれば、いつかは「あ、行ってみよ」と思い出してもらえる可能性があります。
アナログすぎて今時チラシなんてと思われるかもしれませんが、チラシはチラシの強みがあるし、広告にお金をかけられなくても、手をかける事は出来ると思った今回のコロナ騒動でした。
という事で、AKIKO的手をかけたblog写真です。
公園の薔薇を撮影したのに、なぜか葉にフォーカスが上がっているという……。
5月は薔薇の季節ですね。4月は桜、5月は薔薇。どちらも心躍る季節です。