昨年の話ですが、12月31日で有楽町のプランタン銀座が閉店しましたね。
横断幕に32年と書いてあったので、ちょっとビックリ。もっと長くあったような気がしていたので。
AKIKOにとって、プランタンって特別なデパートだったんですよ。
プランタン銀座が、というよりデパート全体が隆盛していたバブル期、有楽町駅前には阪急と西武、銀座駅には三越、松屋、松坂屋があり、阪急・西武は都会に生きる大人の女性をターゲットに、三越・松屋・松坂屋は伝統的な日本のデパートとして君臨していました。
そのなかでプランタン銀座は南フランスあたりの地方都市の、伝統に基づいて日々の生活をより心豊かに生きるをコンセプトに、主婦でも手の届く、でもちょっとしゃれた生活雑貨を置いていました。
店内を流れるフランス語の案内や、当時の日本では見たこともないたくさんの外国の食材があって、置いてある商品も西武や阪急ほど尖っておらず、でも当時の日本のテイストにはないものがありましたね。
思えばあの時代、海外旅行がまだ一般的ではなかった日本人に対して、海外の文化や生活を伝えるという役割を担っていたような気がします。たぶん、デパート側もそれを強く意識していたと思います。
デパートがデパートとしての魅力を失っていったのはバブルが終わり、インターネットが普及したからだと思います。
たしかにネットショッピングって楽ですものね。ググってお気に入りの商品をぽちっとするだけで、外出することなく、重い思いをすることもなく商品を手に入れる事が出来るのですから。
あと物に対する日本人の意識も変わったと思う。昔は物に対して消費していたけれど、今は旅行や習い事など経験に対してお金を払うという感じになりました。
これはユ○クロや100○の品質もぐっと上がりましたしね。そうなると益々デパートで高い買い物をする必要はなくなります。
そう考えると、バブルの崩壊&インターネットの普及は小が大に勝つ時代を作ったんだなと思いますね。たとえると小回りの利く日本車が、馬力の高いアメリカ車に勝ったようなものですかね。…この例え、今どきの若者に理解してもらえるかしら?
この先、デパートに未来はあるか? はい、あると思います。
やっぱ人間さー極端に物事が偏ると、反対の方向に行こうとするのね。ネットショッピングの比重が高くなればなるほど、逆に店員さんとコミュニケーションとりながら買い物したいわという人も出てくると思う。
デパートに利点は多種多様な商品を扱っている事、とりあえずお目当ての商品が置いてあるフロアーに行けば、なにがしかは手に入る事、商品を実際に手に取ってみることが出来る事、思いがけない商品を手に入れられる喜びがあるという点です。
AKIKOが古い人間なのかもしれないけど、ネットショッピングって意外と疲れる。物を絞り、値段を絞り、もっと良いものがあるかと検索対象を広げ…キリがないんだよね。
あとネットの弱点として、知らないものは調べられない点があります。知っている物を足掛かりにこんな商品どうですか? あんな商品もありますよ。と提案してきますが、本人が必要なもので、存在する事を知らないものに対しては、検索範囲外になっちゃうんだよね。これはAKIKOの検索の仕方が悪いのかもしれないけれど。
その点、デパートは何人ものバイヤーさんがそれぞれの感性やニーズで商品を仕入れる訳で、その中には自分が必要だけど知識がないために検索領域外になっていた商品が存在する可能性があるわけです。
ということで、デパートの皆様頑張ってください。AKIKOも、そうね地下の食料品売り場から応援するわ。
今年の初売りでママンが購入した琺瑯のポット。中にメモリがついているので、ちょっと便利。取っ手がついているので、火にかける時も持ち運びも液体を注ぐ時も扱いやすいです。こういう素敵商品に偶然であえるのも、デパートならではですね。

