難病治療にも効果がある。国際医療福祉大三田病院(東京都港区)は二〇一六年、通院が難しい「肺高血圧症」患者を対象に、テレビ電話などを使った診療を始めた。肺動脈の血圧が異常に上がり、心臓や肺に障害をもたらす難病で、国内の患者は約三千人。専門医が非常に少なく、同病院肺高血圧症センターには北海道など遠方からも患者が通う。マイクロ モーター

 

 同センター代表で同大准教授の田村雄一さん(39)によると、治療は主に薬による症状のコントロールで、受診は原則月一回。三カ月に一度しか受診できなかった遠方の患者も、テレビ電話の診療で受診回数を増やすことができた。小型集塵機

 

 多機能の携帯型心電計も導入。患者が計測するデータをオンライン化することで医師と共有し、薬の用量調整などがスムーズになった。患者が不調を訴えたときも、医師は客観的なデータを基にした的確な判断ができ、治療効果が上がっている。

 

 通信アプリによるサポートもある。患者の問い合わせに、医師らがこまめに返信。重症患者の中には二十四時間カテーテルで薬を投与し続ける人もいるが、小さな心配事でも相談でき、安心感が高まったという。

 

 オンライン診療の広がりについて、田村さんは「難病治療では専門医への受診機会を増やせるだけでなく、診療の『密度』を上げられることが利点」と話す。

 

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