幸福(しあわせ)の音色 | 星詩-ほしうた-暮らし

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星占いと詩作(ことば)のコラボ生活...およびいわゆる占いウォッチャー(笑)+「占星音楽-ほしうたうらない-」コンテンツ発信に向け、現在ゆる々絶賛奮闘中

誰もがホームに並び

失われた時間を忘れた朝

 

誰もが空をあおぎ 

「私」がいた何処かを思い出す

 

虚ろな窓に 透かした夢

ずっと開かないのを知ってて しがみついたね

 

 

心が痛いほど 明日は美しい音色で

子どものままの瞳の 青い空を映す 過去(きのう)を隠した

 

 

太陽が あたりまえに 輝(て)ること

瑞々しい飛沫(しぶき)に 喉が潤うこと

 

だけど あたりまえじゃない 真実に今こそ気づこう

何気ない会話の 懐かしい その声に あなたを感じる

 

幸福(しあわせ)の音色は きっと

そこここの世界中に 優しく そっと あふれてる

 

 

数式では描けない

ゆらぎ音(ね)が集う 機微の曼荼羅

 

まるで花のようだね

星の軌跡 指で たどるように

 

私が私である無意味

もっと形にしたくて 心で もがきつづけた

 

 

いつしか薄れてく 記憶は 萌黄の彼方

生きることすら何かに すり換え 騙されて

それでも前へ

 

 

夜が あたりまえに来ること

清々しい朝陽に 背伸びする 葉先も

何もかもが めぐる命 それと知らせず 宿して

 

吸い込んだ時間の その先まで

遠くに投げ打ち 暈(ぼか)して

 

幸福(しあわせ)の音色は きっと

とりかえしつかない すべて 囁き そっと きらめいてる

 

 

心が痛いほど 明日は美しい音色で

たたかうことの意味が 何なのか 聡(さと)し 希望をくれたよ

 

 

太陽が あたりまえに 輝(て)ること

瑞々しい飛沫(しぶき)に 喉が潤うこと

 

だけど あたりまえじゃない 真実に今こそ気づこう

何気ない会話の 懐かしい その声に あなたを感じる

 

幸福(しあわせ)の音色は きっと

そこここの世界中に 優しく そっと あふれてる

 

 

幸福(しあわせ)の音色は きっと

とりかえしたい すべて 囁き そっと きらめいてる

 

 

 

2018/3/21 # 春分図マンデン