彼のことはコップの中に錠剤を落としたように、
少しずつ溶けて消えていっている気がする。
思い出しはするけど、苦い感情や悲しみはない。
昨年の冬に、ずっと支えになってくれたことを思い出し、
感謝していることもある。
けれど、生活の立て直しができていない。
食生活に手をぬいてて、体が弱っている。
掃除が頻繁にはできず部屋が乱れていて、気も乱れる。
今年のGWはとてもゆっくりしたのに、
昨日今日とものもらいが左右にできて、
体の抵抗力が弱まっていることをしる。
そもそも彼がいた時から、体も心も低空。
気力がなく、希望が見出せず、
日々お茶を濁してすごしているのだ。
毎日思うことは、はやく人生を終わりにできないか。
彼といた時はかりそめでも、週末に楽しみができていた。
きっと彼はそれが大事だったんだと思う。
まがいものだけど。
何をすればいいのか、まだわからない。
足掻いている。
何かを決めてもすぐ挫けてしまう。
まだ手探り中。