他で組み立て、現地で完成させる。現代でいう2×4工法を採用するとは。というか一夜城の解釈が凄すぎる。

この藤吉郎に半兵衛の智恵が加わったのが信長の重臣となる大きなステップになったのは間違いないでしょう。

 

・あらあら、冒頭からご馳走様な新婚ライフ。

 「起きろ、小一郎」からの「おはようございます」が直さんらしくていいなあ。

・超~幸せな若い二人って…真田丸でもなんかフラグがあったなあ…ガクガク。

・蜂須賀さん、めっちゃしたたか。と思ったら藤吉郎の策でしたか。

 この二人もいいコンビ。

・稲葉山城…

・やっぱ信長に傾倒した藤吉郎の姿は社畜だなあ。

・いやん、初登場が美しすぎる半兵衛さん。

・斎藤龍興をこちらに引き付けるため、敢えて「はりぼて」=まだ落とせると思わせる状態にしたとは。

・いいパパと思いきや、やっぱり許してくれなかった。

 でも全てが親心。

・直さんの里では水をめぐって集落の諍い…ここでこんな台詞が出るのって嫌な予感しかしない。

・うわあ、造った城を一夜で…ほんとに一夜城だ。

・小一郎の策を見抜いていた半兵衛。得体のしれない登場っぷりがまた「らしい」です。

・小さな子を救うため、父と同じ選択をした直さん。気高くて美しくて、悲しい。

 

直さん…悲しすぎる…。かなりロスになりそう…。

 

竹中半兵衛は、生きた時代が少し早かった事で戦国大河の大イベントである「本能寺の変」や「関ケ原の戦い」に登場しないのが本当に残念なのですが、次回予告にあった通り半兵衛を調略するのは藤吉郎と小一郎にとっては本当に良いタイミングだったといえるでしょう。

龍興の暴君ぶりを見ていた半兵衛が「このまま斎藤家に仕えていていいのだろうか」という疑問を持った時期、こういったタイミングの良さ(運)も天下人になるための大事な要素でもあります。

 

墨俣城は、今回の小一郎が攻城に失敗した美濃三人衆(氏家(桑原)直元、安藤守蹴、稲葉良道)の一人、桑原氏が城主となっていた大垣城から徒歩1時間(現代の道路事情で)ほどの場所にあります。

長良川や揖斐川、杭瀬川といった水運に恵まれた土地にあるため、それらの川を結ぶ水路がめぐらされ、後に関ケ原の戦いでも石田三成が拠点にした程の要所でした。

 

関ケ原の戦いに関連して、大垣城には「おあん(おあむ)」という少女の物語が残されています。

戦国時代の戦では、往々にして味方が討ち取ってきた首級に化粧やお歯黒を施して門前に並べるのが女性の役目でしたが、「おあん」も石田方の兵であった父が守備に入った大垣城で味方が討ち取ってきた首級に対して同じ仕事をしていました。

やがて徳川方が大垣城を攻め、「おあん」と家族は落城寸前に城内の松の木に布をかけロープ状にして脱出、城の内堀から通じる水路へと「たらい」に乗って逃げ延びた…という物語です。

鉄砲や兵士たちの声が迫り、見つかったら命はないかもしれない恐怖は想像を絶するものだったと考えられますが、それでも勇気を振り絞って生き延び、やがて年老いた「おあん」が当時の貧しい逃亡生活を振り返る形で現代(と言っても江戸時代ですが)の平和慣れした若者の心を引き締めた伝承として、今も語り継がれています。

「おあん」の「あん」は「庵(尼僧になった後の住居)」という説もあり、果たして「おあん」または「おあむ」が彼女の本当の名だったのかは定かではないそうですが、大垣城に行くと「おあむの松」があったり、観光シーズンには城近くの水路で「たらい」に乗る体験も行われています。

 

2023年撮影の大垣城。中は歴史博物館になっています。

 

たらい乗り場。ちゃんと船頭さんが居てくださるので安心。

ちょっと乗ってみたかったですが、時間の都合で諦めました。