こんにちは!

 

 

なぎさです!

 

 

昨日はブログを半分だけで

誤って投稿してしまい

大変失礼いたしました。

 

 

昨日のお話の全体はこちら↓

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母には

自分のしたいことを奪われ

操り人形のようにコントロールされてきた私

 

 

母は

他人の目を気にして

外での顔と内での顔を使い分け

私を見栄えのいいお嬢様のように

育てようとする一方で

 

 

家の中では

親の愚痴の聞き役であり

子供なら手伝いをして当たり前、と

家事や育児を押し付け

 

 

自主性を軽んじて

親の命令に従うことを強要

 

 

勉強も

家事も

育児も

親の気に入るいい子として

 

 

これらすべてがちゃんとできて

勉強もちゃんとできて

 

 

おまけに最後は

進学しないでほしい

 

 

その時その時の

親の都合と感情で子供を振り回す

一貫性のない家庭で育った私

 

 

その私が

 

 

20才で出会った彼は

礼儀を重んじ

誠実で

人の存在と

心を一番大切にする人でした

 

 

このギャップに

情けなくて

書いててなんだか笑えてきます。

 

 

 

 また、

だからこそ私には

彼がとてもまぶしく感じたのかもしれません。

 

 

 

前回のお話はこちら↓

 

彼のいいところを知れば知るほど

私は彼を深く愛するようになっていきました。

 

 

 

そしてそれまで客観的に見た事のなかった

親の考え方や、している事を恥ずかしく感じるようになりました。

 

 

 

彼には優しさ以上に

自分はこういう人生を送って

こういう人になっていくんだという展望があり

いつの間にか人として

周りに影響を与えていくような

後ろ姿がありました。

 

 

私は彼の内面に強く惹かれ

この人がたとえば

体が不自由になっても

ずっと好きでいられる、

 

 

そんな気がするほど

彼を好きになり、

 

 

だんだんと、

彼に認められたい思いや

彼に嫌われたくない思いが強くなり

 

 

 

この素敵な人に

釣り合ういい女になりたくて

自信のない、人を信じられない

自分を隠して

無理をして、背伸びして...

 

 

 

素直に自分らしくいることよりも

自分が思ういい人

自分が思ういいことを演じて

頑張るようになりました。

 

 

 

彼はそんな私のことを

お見通しだったと思います

 

 

ある日、こんなことを言いました。

 

 

素直な人は裏切れない

信じることはとても大切なこと

自分を信じてくれる人を

人は裏切れないよ

 

 

 

おまえは俺の船に片足をのせているけれど

まだ俺を信じきれず

身を預けきれていないみたいだ

 

 

 

そういわれて私は

緊張しているところ

自信のないところを

彼に見せないように

なるべくリラックスを心がけていましたが、

 

 

 

今なら、わかるのです。

彼は自分に言われた通りに

あらためてほしかったのでも

自分の思ういい子に

なってほしかったのでもなくて

 

 

 

私らしい魅力を見たかったのだと。

 

 

 

けれど、残念ながら

その時の私には

自分らしさも、

自分が大切にしていることも

わかりませんでした。

 

 

 

 

それからしばらくたち

忘れもしない

二人で夕食を食べた後に行った

夜の公園で

 

 

 

私は突然、彼から

「お付き合いは今日で終わりにしよう」

と別れを告げられたのです。

 

 

次回

君は君の道を行け

に続きます。