こんにちは!

 

 

 

なぎさです!

 

 前回のお話はこちら↓

私が高校二年になった時

私の彼は就職をしました。

 

 

彼には仲の良い友達がいて

彼の車で

そのこと、その彼女と四人で

遊園地に遊びに行くことになりました。

 

 

母にそれを告げて

明日の朝早起きしてお弁当を作る!

と言うと、

 

 

次の日の朝起きると

母が「はい、これ。」

と、バスケットに入ったお弁当を渡すのです

 

 

私は、なんではてなマーク

自分で作りたかったのに、

とちょっとイラッ💢としたけど、

そんな母のイレギュラーな行動に

怒ってもろくなことにはならないので、

 

 

 

まぁいいか!

と甘んじて受け取り

 

 

 

三時間のドライブで

遊園地についたのです

 

 

すぐに昼食の時間になり

彼女が豪華なお弁当を広げ

 

 私もバスケットを開けようとしました

バスケットの中で

無惨にも

おにぎりやおかずが

むき出しに転げまわっているではありませんか

 

 

わたしは

何事もなかったように

ふたを閉めて

彼にそのことを告げると

 

 

彼が友達にそのことを話して

結局みんなで彼女のお弁当を食べることになりました。

 

 

高校生のわたしは

お弁当がそんなことになって、

恥ずかしくて、なにも喉を通らないほどでした。

 

 

その後も

遊園地で遊ぶ気持ちにもならずに

うつむきながら歩ている私に

 

 

彼が

「ちょっとここで待ってて」

と売店のほうへ走っていきました。

 

 

そして、

「はい、これ。」

と紙に包まれた箱を手渡してくれました。

 

 

開けると中には

ピエロのような恰好をした

ミッキーマウスが

カラフルな台の上で回る

オルゴールが入っていました。

 

 

 

なんだかわからないけど

私の心の中に

ジワ〜ッと音がするように

暖かいものが溢れてきました。

 

 

 

言葉にするなら

これが愛飛び出すハート

「cant give you anything-But my love-」

         stylistics(愛がすべて)

の曲が流れてくるような感動

 

この曲知ってますか     (昔、木村拓哉さんが出演したギャツビーのコマーシャルに使われていた曲)

 

 

私の気持ちは一瞬で晴れて、

ニコッと😊笑顔を見せたかは覚えてないけど、

その後は楽しく遊園地回りをしたことは言うまでもありません。

 

 

 

彼は慢性的に孤独感を抱えている私が

不安にならないほどによく電話をしてくれたり、

 

 

 

出張で行った博多から

「ここはすごい街だぞ~!」

と驚いた声で臨場感いっぱいに電話してきて、

可愛い博多人形を買ってきてくれたり

 

 

 

また、

私が選んで着ている平凡な洋服を

けなすこともなく

 

 

その時のはやりのかわいい服を

ブラウスとスカート上下で

「こんなかっこをしてほしいから」

とプレゼントしてくれたり、

 

 

 

高校を出てすぐ就職した

ルックスもいいOKキラキラ

まだ若いのに、よく気が付く

とてもやさしい彼だったんですよね

 

 

 

でも、この後大学生になった私は

機能不全家族の中で身につけた

歪んだ価値観から

この彼を裏切ることになってしまうのですショボーン

 

 

 

 

今でも時々思い出すぐらい 

心が温まる

沢山の優しさをありがとう乙女のトキメキ

 

 

 

そして、ごめんなさい泣くうさぎ

 

 

 

 

 

次回

お願いだから行かないで

に続きます。