こんにちは!

 

 

なぎさです!

 

 

高校生になって

母の過干渉やコントロールは

いったん収まったように見えたこの時期

 

 

女子高に入った私は

彼氏を心の支えにして

学校では友達と楽しく過ごしていました。

 

 

前回のお話はこちら↓

 

学校は都会にあったため

入学してすぐに

ホームルームで先生から

 

 


放課後は寄り道をしてはいけない

と聞いてたけど

私と友達は好奇心から真っ先に町へ繰り出して

ウィンドウショッピングを楽しんでいました。

 

 

 

おしゃれなファッションで街を歩く人達や

たくさん並んでいる

都会のお店を見ながら

歩いているだけでも楽しくて

 

 

都会の高校に入ったことがうれしく

ウキウキしていました

 

ガーン

 

ショッピングセンターの階段を上ろうとした

その時バッタリと

日頃から風紀の取り締まりをしているらしい

先生二人に正面からあってしまいましたびっくり

 

 

先生たちが

「あ~見つけた!真顔

と言ったときはじめて

 

 

毎日こうやって

生徒たちの取り締まりをしてるんだな

と気が付きましたが

時すでに遅し

 

 

私と友達は

次の日

職員室に呼ばれて

前日の先生二人にこっぴどく𠮟られて、

 

 

 

権威のある人の前に出ると萎縮する私は、

自分は悪い子なんだ、

と強く感じました。

 

 

 

先生達はいつも

あれをしてはいけない、

これをしてはいけない

と縛り付けるような方針で

 

 

 

特に

男子と付き合ってはいけない

不純異性交遊だ!

と口を酸っぱくしていて、

私は、初めて聞くこの難しい言葉が

耳について、離れませんでした。

 

 今思えば、

学校によっては普通に許されることが

ここでは許されなくて

この学校はなんだか生徒たちを

信用していないように感じていたのに



自分は悪い子なんだ、と思うのは

私が自分を信用できていない

裏返しでもありました。



親からの人格否定と、コントロールによって

私の中にはすでに、自分は悪い子なんだ

自分さえいなければいい

という劣等感と

自分を責める自己否定が

きざみこまれていたのです。

 

 

 



頭のいい子が行く女子高

の評判は表向きで

クラスでは

ピンクレディーのまねをして

教壇で踊る子や

先生をからかうような子たちもいて

 

 


 

勉強や部活を頑張るような雰囲気は

ぜんぜんなかった

(もちろん頑張っていた子は

いたと思うけど、ばらつきがひどく、

先生たちはまとめようと必死だったのかもしれません)

 


 だけど、


 

中学時代まで

母のひどい過干渉と束縛に

閉じ込められて

ひとり孤立していた私にとって




そこは

人との比較や競争もなく

初めて自由に友達と遊んで

くったくなく笑いあうことができる

幸せな場所だったのです。

 

 

 

 

次回

優しい彼との思い出

に続きます。