こんにちは!

 

なぎさです!

 

 

昨日は母の謎に迫りましたね↓

 

 

その小さなアパートでの

私の記憶に父が登場することは

ほとんどなかったのですが、

 

 

 

母と私は

父の船が着く日に合わせて

新幹線で横浜に

会いに行っていました。

 

 

 

私はいつも

新幹線の窓から見える

富士山や

 

 

 

見慣れない外人墓地の白いお墓

 

 

 

いつも泊まる会社の寮の

食堂から見える

隣の家の青い芝生と

 

 

 

そこで、楽しそうにブランコに乗っている

外人の子供たちの姿

 

 

そのすべてに、

ワクワクしていました。

 

 

 

父と一緒に

寮で過ごした後は

港についている船まで

父を見送りに行きました。

 

 

 

その船はとても大きくて

船の燃料のにおいがするタラップをあがって

船の中に入ると

 

 

 

 パーティー中の

外国人や

日本人の乗客の人達が

私に、

やさしい微笑みを向けてくれたり

時にはお菓子をくれたり.....

(注:私はパーティーしてませんよニコニコ)

 

 

 

父も母もそれを嬉しそうに

見ていたのを思い出します。

 

 

 

全てが映画の世界のようで

思い出すと、

ノスタルジックな気持ちになります。

 

「 nostalgic」とは、

過去の思い出や経験に対して懐かしさや郷愁を感じること。

特定の場所、人、音楽、香りなどが、

過去の良い思い出を呼び起こし、

心地よい感情を引き出すことがある。

 

 

 

何より

父がそこで働いていることが

わたしには嬉しいことでした。

 

 (実際の写真ではありません)

 

 

そんな楽しい時間もつかの間に

私と母は船から降りて

 

 

 

父と結ばれた紙テープを握りしめながら

 

 

 

赤いブレザーを着た

消防音楽隊が演奏する、

蛍の光の演奏の流れる中

 

 

岸壁から離れて外国へと旅立つ

船と父を見送るのです

 

 (実際の写真ではありません)

 

華やかで

特別な時間

 

 

離れていく父を見ながら

いつまでも手を振っていました。

 

 

なつかしいな~

 

 

振り返ってみると

この父に会いに横浜に行っている時間が

 

 

 

私の家族との思い出の中で

一番幸せな時間だったように思います。

 

 

 

 

 

 

 

次回、

勘弁してよ、はじめてのおつかい

に続きます。